内容説明
介護保険施行10年を機に、現場大好き人間の二人が、全国の現場を駆け巡りながら、訪問看護の過去・現在・未来を率直に語り合った。いま、どうしても伝えておきたいことが、この1冊に。
目次
第1部 日本の訪問看護の現状(訪問看護のこれまで、そして今;地域で暮らす利用者・対象者の特徴と変化;訪問看護ステーションの現状;試行錯誤のステーション運営;生き生きと活躍する訪問看護師;訪問介護の“中身”を考える;始まりつつある新たな動き)
第2部 訪問看護発展のための15の提案(学生、病棟で働く看護師へ;現場の訪問看護師へ;看護師教育を変える;制度・政策・その他)
著者等紹介
宮崎和加子[ミヤザキワカコ]
1956、山形県寒河江市生まれ。1977、東京大学医学部附属看護学校卒業。1978、健和会柳原病院・地域看護課にて訪問看護に従事。1992、北千住訪問看護ステーション開設・所長(東京都第1号)。1993、健和会・訪問看護ステーション統括所長。2001、グループホーム福さん家ホーム長。2002、若月賞受賞。現職:社会福祉法人すこやか福祉会理事/健和会・訪問看護ステーション統括部顧問/健和会・看護介護政策研究所所長/全国訪問看護事業協会事務局次長
川越博美[カワゴエヒロミ]
1947、広島県生まれ。1971、聖路加看護大学卒業。その後、広島女学院大学助手、茨城県社会福祉協議会ボランティアコーディネーター、白十字診療所看護師、ライフケアシステム訪問看護師を歴任。1992、老人訪問看護制度創設と同時に白十字老人訪問看護ステーション所長(東京都第7号)。1997、聖路加看護大学地域看護学教授。2004、聖路加看護大学看護実践開発研究センター教授。2006、聖路加看護大学退職(聖路加看護大学臨床教授に就任)。2010、ヘルシーソサエティ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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