内容説明
本書は手および手関節の損傷を幅広く扱うものではなく、別の治療選択肢を紹介したり、広範な文献レビューを行ったりもしていない。それよりも、外科医が利用できる様々なAO認可インプラントを写真や図で多数紹介し、術前計画や手術進入法、安定性の高い固定法、症例別リハビリテーション法などにおける具体的な問題点を明らかにすることを試みた。各症例について、問題や固定法についていくつか具体的なPitfallsやPearlsを示し、簡潔な文章でわかりやすく説明している。
目次
1 Hand(Hand―基本テクニック;基節の螺旋骨折:ラグスクリュー ほか)
2 Wrist―舟状骨(舟状骨―基本テクニック;舟状骨の転位のない骨折:キャニュレイテッドスクリューによる経皮的固定 ほか)
3 Wrist―橈骨遠位(橈骨遠位―基本テクニック;単純関節内骨折―23‐C1:非架橋式創外固定器 ほか)
4 インストゥルメントおよびインプラント(手・手関節・橈骨遠位部用インストゥルメント/インプラントセット)
5 用語集
著者等紹介
田中正[タナカタダシ]
君津中央病院・副院長
金谷文則[カナヤフミノリ]
琉球大学教授・整形外科(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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