内容説明
研修医や技師が小児科医や子どもを診る機会のある家庭医が独りでエコー検査を行う時に、最低限必要な知識と走査方法を簡潔かつ実践的に整理した。また、検査の目的と方法を状況別に提示して、ベッドサイドや検査時にも有用なように、特に臨場感を出しつつ解説している。
目次
第1章 超音波の基本(モードの選択;プローブの選択 ほか)
第2章 小児の正常画像(消化管を中心とした走査;肝臓、胆嚢、副腎、脾臓を中心とした走査)
第3章 小児緊急超音波―小児救急外来における腹部超音波検査(消化管を中心とした走査;その他の臓器の走査)
第4章 症例編(9か月の女児;8歳の男児 ほか)
第5章 小児科日常診療の場でのエコー診(超音波装置は診察室内に置こう;超音波検査で何をみるか ほか)
著者等紹介
木野稔[キノミノル]
昭和52年関西医科大学卒業。昭和57~60年米国腎臓財団フェロー。平成6年関西医科大学小児科学講師。平成10年中野こども病院副院長。平成12年現職(中野こども病院院長)。日本小児科学会小児科専門医(5318号)、日本腎臓学会腎臓専門医(920093号)、日本超音波医学会超音波専門医(FJSUM1348号)
藤井喜充[フジイヨシミツ]
平成3年大分医科大学(現大分大学医学部)卒業。平成3~13年九州大学小児外科教室所属。平成14年関西医科大学小児科助手。平成15年中野こども病院医局長。平成17年現職。日本外科学会外科専門医(1909212号)、日本人類遺伝学会専門医(115号)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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