尼寺のやさい料理―素材を生かす精進のこころ

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  • サイズ A5判/ページ数 96p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784259566616
  • NDC分類 596.21
  • Cコード C0077

出版社内容情報

使うのは旬の野菜と、ほんの少しの調味料
家庭で作れる、シンプルな和のおかず

肉や魚を使わず、旬の野菜や穀物で調理する精進料理。
東京小金井市の尼寺・三光院の精進料理は素朴ながら洗練された味で、素材本来のおいしさが楽しめると評判です。
野菜がもつ味わい、色、香り、食感を生かしきる調理法とレシピを紹介します。
食材を最後までおいしく食べきる工夫も満載。

内容説明

大根のおでん、かぶの含め煮、里いものあんかけ、ほうれん草の根のごまあえ、たけのこと糸こんにゃくの木の芽あえ、なすの枝豆あえ、グリンピースの葛とじ、塩焼き豆腐…野菜のおいしさを最大限に引き出す、三光院の精進料理。

目次

1章 根を食べる野菜(大根―根から葉まで余さず使いきる;かぶ―甘みを生かし、煮る、蒸す、生で;里いも―その丸い形を存分に生かす)
2章 葉、茎を食べる野菜(青菜―根元、葉先の順にシャキッとゆでる;たけのこ―穂先から根元まで食べつくす)
3章 実を食べる野菜(なす―美しい「なす紺」を生かす調理法で;青豆―豆は鮮度が命。さやつきを手早く調理)
4章 焼いた、しめた豆腐でアレンジ

著者等紹介

西井香春[ニシイコウシュン]
三光院料理長。竹之御所流精進料理後継者。16歳で渡仏、家庭料理と製菓を学ぶ。帰国後、東京・六本木でフランス家庭料理教室やワイン会など「ポトフ・サロン」を主宰する。1993年に東京・武蔵小金井にある三光院の住職・香栄禅尼に師事。現在は、竹之御所流精進料理を提供しながら、NHK学園で精進料理教室の講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

32
シンプルだけどすごく丁寧で美味しそう。写真もとても素敵です。銀杏の収穫とか、日常風景の描写も素敵でした。宗教心は薄いですが、こういう丁寧な生活、あこがれます。2021/08/24

ネギっ子gen

32
自然に寄り添い素材を生かし、野菜の美味しさを最大限に引き出し、食べる人を思いやる、尼寺・三光院の精進料理。<根から葉まで余さず使いきる>。これぞ、精進料理の極意。<大根の皮をむく場合は、厚めにむくこと。皮に近い部分は繊維が多く、煮てもやわらかくならない/むいた皮もきんぴらなどにして余すことなく使いきりましょう。干して乾燥させれば、保存食の切り干し大根に/ほうれん草の根本の赤い部分には独特のうまみや鉄分があるので、捨てずに胡麻和えに>と。ほうれん草のお浸し美味しいですね。わたくしは、赤い部分が一番の好物で⇒2020/11/17

せっかちーぬ

6
季節の野菜を素材の味を活かしながら調理して食べる。茄子と里芋が美味しそうだった。2022/07/09

いっこ

4
著者は竹の御所流精進料理の継承者とのこと。フランスで家庭料理やお菓子の勉強をしてきたという経歴からか、一品、一品が美しく、洗練されている。シンプルな調理のようでも、いい素材を選び、ひと手間かけることでこうなるんだと思う。胡麻豆腐作りでは「ねっとりするまで胡麻をする」前にフードプロセッサーが登場したりするが、私にはちょっとハードルが高く感じられる。里芋のあんかけが、簡単なのに予想以上においしかった。2020/11/01

しらたま

1
和風料理は作るのは大変だけど美味しい…2022/05/21

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