内容説明
基本の扱い方から、和食の定番、洋風料理まで。毎日の食卓で海藻を楽しむ知恵とレシピ。
目次
のり(パリッとした食感と香りが身上。さまざまな素材と合わせて食べます;のりレタスサラダ ほか)
わかめ(お気に入りは鳴門の干しわかめ。コリコリの食感がくせになります;わかめと玉ねぎの酢じょうゆ ほか)
ひじき(2種類のおかずの素を作り、さまざまな料理に使い回します;ひじきとピーマンの炒め煮 ほか)
昆布(日本人の味覚を育む、うまみの素。だし以外にも用途は多様です;冷製昆布だし ほか)
もずく(天ぷら、酢のもの、雑炊と、和風でいただくのがおいしい海藻;もずく酢 ほか)
著者等紹介
有元葉子[アリモトヨウコ]
東京・田園調布で料理教室「cooking class」を主宰し、自由な発想でレッスンを行う。料理教室と同じ建物にある「shop 281」では、毎日の料理作りに欠かせない、まっとうでおいしい調味料や油が揃う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ネギっ子gen
53
あんでぃあもさんの紹介に惹かれ――。のり、わかめ、ひじき、もずくなどの基本的扱い方や和食の定番料理等、海藻を美味しくいただくレシピが満載。もう海藻大好きで、前世は海藻かしらん、と回想しながら読む。<地球上で海藻を食しているのは、ごく限られた人々です。日本人の他には、ケルト人やイヌイットの人々などがいます。が、海藻でこんなに多様な料理を作り、毎日のように楽しんでいるのは日本人だけ。日本は、他には見られない海藻王国です。海藻の食べ方の知恵は、世界に誇れる日本の食文化だと思います>。さぁ、今日も海藻を食べよう!2023/02/09
よこたん
42
“海藻でこんなに多様な料理を作り、毎日のように楽しんでいるのは日本人だけ。日本は、ほかには見られない海藻王国です。” 普段、あって当たり前のように食卓にあがるが、主菜というより地味に静かに座っている印象の海藻たち。噛みしめるとふわっと磯の香りがたち、じんわりと滋味あるれる。シャッキリしたわかめと、とろりとした卵を炒めあわせた一皿がおいしそう。ひじきは断然、長ひじき派(もっちりしてる)なので、炒め煮の他の具材に負けない存在感が嬉しい。相性のよい素材と組み合わせることにより、お互いが引き立つ関係がいいなあ。2017/12/19
たまきら
40
有元さんの料理はとてもシンプルなのに美味しいのが保証されてる。表紙はわかめのだしびたし。わかめと、木の芽、だしという簡潔な食材ですが、いやはや絶対美味しいよね、これ。下ごしらえのやりかたもわかりやすいです。読み友さんの感想を読んで。2023/02/22
くぅ
33
私、葉物と焼きのりのサラダって大好き。パスタにしても美味しそうだなと勉強になりました。鯵のつみれ揚げもやってみようかな。しかしこの本はまた一段と大人のテイスト。美味しそうだけれど、ゆっくり時間をかけてつくりゆっくり時間をかけて食べたらいいようなお料理が多くて今の私には向かないかも。2021/10/19
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
17
海苔を食べる前にわざわざあぶるなどしたことないけど、やったら絶対に味が違うのだろうなあと思わされた。これ絶対に写真マジックだよね、とカメラマンのお名前を確認。だって出汁の写真が美しいのだもの。最終ページ、奥付のとこに撮影時のスタッフのゴハン写真があり、これが一番美味しそうだったって言ったら怒られる?2023/02/24