内容説明
体調を崩したら身近な食べ物でいたわる、暮らしのなかから生まれた知恵の数々。
目次
第1章 飲んで、食べて治す1―穀物の手当て食(玄米;雑穀 ほか)
第2章 飲んで、食べて治す2―野菜の手当て食(大根;れんこん ほか)
第3章 飲んで、食べて治す―3季節素材の手当て食(野草;梅 ほか)
第4章 貼って、塗って治す 食べ物を使った手当て法(頭痛・発熱;神経痛などの炎症 ほか)
著者等紹介
梅崎和子[ウメサキカズコ]
健康料理研究家・栄養士。1951年島根県生まれ。病院栄養士として勤めるなかで、現代栄養学に疑問を感じ、陰陽調和の料理を学ぶ。1987年、仲間とともに、食と健康を考える「いんやん倶楽部」を設立。「健康は毎日の食卓から」を合言葉に、陰陽調和料理の研究と普及に努め、日本人本来の食生活を提案。「アレルギーのための料理教室」、「健康料理教室」、「妊産婦・授乳婦のための料理教室」を東京、横浜、大阪、神戸など各地で開催。あわせて安心できる素材での商品開発・製造などを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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佳音
67
蕎麦がきの作り方を忘れた。めったになかったのに祖母に預けられた日に発熱。祖母の手に包まれた私の手と梅肉葛湯の入った湯飲み。かりんの蜂蜜づけ。懐かしい忘れかけた手当てをぜひ。2016/03/26
B B
2
陰陽論、身土不二、一物全体をもとにした『重ね煮』という調理法。単なるレシピ本や栄養についてと言うよりかは、東洋哲学に触れられました。(もちろんレシピや食材の効能についてもかなり活用してますが。)とても優しい内容の本なので、気持ちがあたたかくなります。 2020/05/30
ワタナベ読書愛
1
2007年刊行。昭和生まれの筆者のおばあちゃん世代が、日常的に行ってきた食べ物を使った健康管理、病気の辛い症状対策、四季や体調に合わせた食材などを紹介する実用書。レシピ本。素朴なおやつ、体を温める飲み物、食欲がない時に嬉しいお料理など。医者や薬になかなか頼れなかったご先祖様たちが長年にわたって自分たちの体で検証して、効果を証明し続けた方法なのだろう。簡単で手に入りやすい材料を使い、安全にできる方法が圧倒的に多かった。私は梅醤番茶を試してみよう。最近、めっきり番茶・ほうじ茶が美味しく感じるようになったなあ2023/01/21
B B
1
図書館本ですが、買おうかな。めっちゃ美味しくて優しい。手元に置いておきたい2020/02/20
えんこ
1
読む前の期待値が高すぎたのか、どんな味か気になるものもあったし、こんな作用があったのか、とためになったものもあったんだけど、実行する気になぜかならなかった。考えや処方の仕方はすごくステキで理想的。2017/04/23