育ちすぎたタケノコでメンマを作ってみた。―実はよく知らない植物を育てる・採る・食べる

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育ちすぎたタケノコでメンマを作ってみた。―実はよく知らない植物を育てる・採る・食べる

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  • サイズ A5判/ページ数 143p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784259547721
  • NDC分類 626.04
  • Cコード C0095

出版社内容情報

正体不明の食材のなぞに迫る!
とにかく笑えて、少しだけためになる、体当たりの料理実験

メンマ、ゴマ、ザーサイ、かんぴょう、こんにゃく…
いったいどんな植物から、どうやってできるのか?
誰しも食べたことはあるけれど、食卓に上るまでの過程をよく知らない数々の食材。
実際に育てて、採って、食べてみた!
バカバカしくて、とにかくおもしろい、壮大な実験料理の記録集。

内容説明

ごま、かんぴょう、こんにゃく…とても身近で、知っているようで知らない植物を、少年の好奇心そのままの著者が栽培したり採集したりして食べる。やってみて初めて知ることのおもしろさが軽妙な筆致とわくわくした文体で伝わる。

目次

1 育てて食べる(ゴマがどんな姿なのか、わからないので育ててみよう;中国料理でよく食べるザーサイ、あの正体を突き止めたい;海苔巻でしか食べる機会のない、カンピョウって一体なんだろう;コンニャクを植えるところから、手作りに挑戦してみたい;海藻の名前がついた野菜、オカ○○を3種類植えてみよう ほか)
2 採って食べる(河原で採ったカラシナの種で、粒マスタードを作ってみる;オカジュンサイという雑草は、ジュンサイみたいな味らしい;渋い未熟なクルミで、真っ黒い酒(ノチーノ)を仕込みたい
育ちすぎたタケノコで、国産メンマ作りにチャレンジだ
勝手に生えてくるスベリヒユが、食べられる雑草の最高峰? ほか)

著者等紹介

玉置標本[タマオキヒョウホン]
1976年埼玉県生まれ。大学時代を山形県で過ごし、東京のウェブ制作会社に勤めた後、30歳でフリーライターに転身。同人誌『趣味の製麺』シリーズの編集長も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chimako

94
面白かった。所々の自虐やダジャレ、失敗した経験にクスリと笑いながらあっという間に読んじゃった。とにかく生で食べたりなめたりするのがすごいな。だってアクがあるのはわかるじゃん。自然のものは青臭いし。中毒おこさないようにしてほしいものです。以前、義姉がゴマを作って「ゴマは買った方が良い」と言っているのを聞いた。ゴミとゴマを分けるのが大変だと。改めてその大変さを痛感しました。自分で栽培するのは青じそやミニトマト位であえてヘンテコなモノには挑戦しない。クズは目の前の丘に繁っているけど絶対葛粉は作らないよ(笑)2020/06/20

☆よいこ

87
やってみた系。小学生の自由研究みたいと自分でも言われているが後半になるにつれ、大人だからの発想はあるなと思わせ。やってみたいことのセレクトが渋い[ゴマ][ザーサイ][かんぴょうを作る][こんにゃく][オカヒジキ、オカノリ、オカワカメ][サフラン][豆苗からのエンドウマメからの豆苗][カラシナから粒マスタード][オカジュンサイ][クルミでノチーノ(黒酒)][メンマ][スベリヒユ(野草)][クズから葛餅][ドングリで韓国冷麺]▽後日談コラムが面白い2021/05/12

よこたん

57
“知っていることがたくさんあると人生はぐっと豊かになる。しかし、まだ知らないことがたくさんある状態も、ある意味ではとても幸せだと思っている。” 実は昔、やってみたことあるメンマ(シナチクって言ってたー)作り。メンマ大好きで、お腹いっぱい食べるには作ればいいと思って、竹に近くなったタケノコを切って、茹でて、塩漬けにして、干したり冷凍したり…もちろんメンマにはならず(笑) 必要なのは発酵だった。この方は成功したけど、同じことを考える人がいて嬉しかった。アクが強いと分かってて舐めたり、勇気と手間はいるけどね。2020/08/11

けんとまん1007

54
どれをやってみようかなあ~と思う。確かに、自家菜園をやるようになって以来、買うから作るに変わったし、今度は、あれも作ろう。種を来年いつなごうと思うようになって、実際、その幅が広がってきた。それが、さらに拡がりそうだ。自分で作って、家族で食べる+おすそ分け。思うようにならないのが、これがまたいいのだ。そうやっていると、ものの考え方も変わってくる。2021/03/06

yyrn

36
非常に面白く、カラダがウズウズ?する本だった。これを読んだら誰だって試してみたくなるのではないか?私はぜひ豆苗から「さやえんどう」を育ててみたいし、ユウガオからカンピョウづくりにもチャレンジしてみたい。なんか、子供の夏休みの自由研究を手伝っているうちに子供よりも親が夢中になって、素晴らしい研究発表にしてしまった昔を思い出した(笑)。園芸のプロの解説本だけでなく、こういう敷居の低い栽培チャレンジ本を読むと素人ファーマーのやる気は俄然、急上昇!ゴマも栽培してみようかな。雑草扱いのスベリヒユはぜひ食べてみよう!2021/02/25

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