クモの奇妙な世界―その姿・行動・能力のすべて

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クモの奇妙な世界―その姿・行動・能力のすべて

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  • サイズ 46判/ページ数 351p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784259547691
  • NDC分類 485.7
  • Cコード C0045

出版社内容情報

「投げ縄で餌を狩るクモがいる?」
「メスとオスのサイズ差はゾウと人ほど違う?」
「メスの交尾器を破壊するオスと、オスを食べるメス?」
「いままでアリだと思って見ていたものはクモだったのかも?」
……など、クモの生態のおもしろさや進化の不思議がぎゅっと詰まった一冊!
老若男女問わず、楽しめます!

内容説明

クモの進化の過程や生活の習性を知ることで、人間というものがより深くみえてくるとさえ私は思います。

目次

第1章 クモの生き方・恋のかけひき(あのクモの名は―よく見かける身近なクモの正体;オスとメスの不思議―圧倒的なサイズ差はなぜ生まれたのか ほか)
第2章 クモの生き方・それぞれの秘技(アリの威を借るクモ―なぜアリグモはアリに擬態するのか;ガを食うクモ―トリノフンダマシ亜科の不思議な生態 ほか)
第3章 クモの生き方・知られざる一面(クモは何を食べるのか―偏食家と健啖家と;クモの天敵たち―クモを狩る、一枚上手な捕食者たち ほか)
第4章 人間とクモが交わるところ(都会暮らしも快適―都市と田舎にそれぞれ順応するクモ;豊かさとはクモの数のこと―クモは環境の豊かさを測る指標 ほか)
第5章 さあ、クモの世界へ踏み込もう(クモの体―基本的な構造、科の分類;新種のクモを見つけよう―日本では年に10種以上の新種が見つかっている ほか)

著者等紹介

馬場友希[ババユウキ]
農研機構農業環境変動研究センター生物多様性研究領域生物多様性変動ユニット主任研究員。1979年福岡県生まれ。2002年九州大学理学部生物学科卒業、2008年東京大学大学院農学生命科学研究科生圏システム学専攻博士課程修了。クモの生態・進化・系統・分類に関わる基礎研究や、農業生態系における捕食者の役割の解明という応用研究に取り組む。2009年日本蜘蛛学会奨励賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホークス

42
2019年刊。幅広く詳細なクモの話。写真は無いけど分かりやすい。交尾の際、ミスしたり相性が合わずメスに食われるオスの描写がリアル。雌雄のメリットは基本ベースで違う。他人の巣に寄生するイソウロウグモ類は日本にもいる。大きな餌の裏に隠れて宿主と一緒に食べる、宿主の卵や子グモを食べる、脱皮中の宿主を襲う等、命がけで大胆な盗み食いの色々が面白い。天敵は寄生バチ。クモの脚が届かない腹部に卵を産みつける、クモを操り自分が蛹をつくる網を張らせる幼虫(その後クモを食べる)など、とにかく残酷。「人間が言うなよ」と言われそう2024/08/28

ゲオルギオ・ハーン

25
身近な存在だけどあまり知らないクモたちのことを解説した一冊。驚いたのは種類によって、その生態に合わせて目の配置や大きさからして異なること。またオスは小型化を進めているというのも、議論されているが、メスに食われないためという説が面白い。巣の仕掛についてもタイプがあり、粘りつくもの以外も落とし穴的な仕掛けのものもあるし、形もさまざまだ。一般向けのためもあるのか写真はなく、デフォルトしたイラストというのが少し残念。2023/05/18

tenori

25
普段は触れることのない世界を見てみたいと装丁にも惹かれて手にした一冊。身近に共生しながら、毛嫌いされるクモ。種類の多さだったり、眼が6つとか8つとかあることだったり、初歩的な知識がそもそもないだけに新たな発見。その生態が意外にも自然体系や人間社会に与える影響力があり、環境指標になっていることも驚き。日常生活で、ふとした瞬間に巣にからまるときの嫌な感じがあり好きにはなれないけれど、見る目は少し変わるかも。要所に挿絵や写真が織り込まれていたら、もっと楽しめる本になると感じました。2020/08/02

やま

10
クモって身近な存在ですが、あまり詳しく知りませんでした。種類によって様々な生態があり、昆虫以外を食べる種類も。どんな昆虫でも網にかかれば何でも食べるかと思いきや偏食な奴らも。知れば知るほど奥が深い。クモはチョット怖いけど、ちょっと好き。ハエトリグモなんかは愛嬌があります。楽しい世界をのぞき見ました。2020/03/25

まんぼう

7
「なんかクモのことが気になる…」という人向けのクモ入門書。巣の構造、捕食、生殖行動などが解りやすく解説されている。興味深かかったのは捕食と生殖。ナゲナワグモの糸を回す動画も観た。人間の声の振動の際は「ん…?とりあえず回しとくか…」という感じだったのに、蛾の羽の振動を感知した瞬間に「ウオオオ---!!!」とハイテンションで回し始めたのには感心したと同時に可愛らしくて笑ってしまった。他にも前脚だけを浸けた水面の振動から餌を感知するクモや、待ち伏せして投網を投げるクモなど、その知性と器用さに驚く。2025/07/01

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