「考え方のクセ」を変えるとストレスはなくなる―認知行動療法でできるうつと不安のセルフケア

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  • サイズ B6判/ページ数 190p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784259547493
  • NDC分類 493.49
  • Cコード C0011

出版社内容情報

第1章 ストレスの正体に迫る
子どもから大人まで、ストレスに悩む日本人
五大疾病に数えられるようになった「心の病」
ストレスにも善玉と悪玉がある
 世界ではじめてストレスを定義したセリエの学説
ストレッサーの種類
ストレスを受けると起こる3つの段階
ストレスとは、ホメオスタシスを崩す力
 ストレスと密接につながる自律神経系
 ストレスによって体内で起きる反応プロセス
ストレスの影響は身体面・心理面・行動面に現れる
欲求は大きなストレス要因になる
ライフステージで向き合うストレスが違う
あなたのストレス度をチェック

第2章 「考え方のクセ」がストレスを生む
ストレスによる反応はすべて脳の中で起きている
 「認知のゆがみ」とは何か?
「考え方のクセ」が生む感情と行動の4パターン
【ストレスパターン?@】ビクビク・オドオドする人は「不安型タイプ」
【ストレスパターン?A】イライラ・ムカムカする人は「怒り型タイプ」
 【ストレスパターン?B】クヨクヨ・モンモンとする人は「うつ型タイプ」
【ストレスパターン?C】ダラダラ・ショボショボする人は「無気力型タイプ」
 認知行動療法で「考え方のクセ」に気づく

第3章 うつや不安を防ぐ認知行動療法のセルフケア
あなたの「認知」を数値化してみる
「認知」と「感情」を区別する
「認知」の正体をつかむ(自動思考を下へ下へと掘り下げる)
「行動」から「認知」を変えるアプローチもできる
【認知行動療法Lesson1】感情をとらえる
【認知行動療法Lesson2】自分をほめる
【認知行動療法Lesson3】考え方をとらえる
 【認知行動療法Lesson4】別の考え方をみつける
【認知行動療法Lesson5】思考変化記録表を完成させる
【認知行動療法Lesson6】変え方の3つのパターンに注意する
【認知行動療法Lesson7】行動を変える

第4章 認知行動療法から心の病を考える
病態にあわせてアプローチが変わる
心の病?@ 不眠症
心の病?A うつ病
心の病?B 社交不安症
心の病?C パニック症
心の病?D 過敏性腸症候群
心の病?E 心的外傷後ストレス障害
心の病?F 強迫症
心の病?G 拒食症・過食症(摂食障害)
心の病?H 嗜癖症(依存症)
心の病?I 肩こり・腰痛などの体の痛み

第5章 ストレスを与えない上手なコミュニケーション術
人はストレスを受ける側にも与える側にもなる
対人関係をよくする基本は、傾聴・共感・受容
アイムオッケー・ユーアーオッケーのキャッチボール
上手に自己主張する~アサーショントレーニング~
パーソナリティー障害に対応するには?

【著者紹介】
1965年、山梨県生まれ。千葉大学大学院医学研究院教授、子どものこころの発達研究センター長。精神科医。90年、千葉大学医学部卒業。プリンストン大学留学、千葉大学医学部附属病院精神神経科などを経て、現職。専門は認知行動生理学、認知行動療法など。千葉大学にて認知行動療法士トレーニングコースを主宰。著書に、『自分でできる認知行動療法 - うつと不安の克服法』(星和書店 2010年9月)、『認知行動療法のすべてがわかる本』(監修 講談社 2010年5月)、『認知行動療法セルフケアブック 職場編―考え方の悪いクセを治す』(監修 講談社 2012年12月)。

内容説明

イライラ、クヨクヨ、オドオド、無気力。心の病は、自分では気づかない認知のゆがみから起こる!

目次

第1章 ストレスの正体に迫る(子どもから大人まで、ストレスに悩む日本人;五大疾病に数えられるようになった「心の病」 ほか)
第2章 「考え方のクセ」がストレスを生む(人間特有の「ストレスをためる」という心の行動;「認知のゆがみ」とはなにか? ほか)
第3章 ストレスと上手につきあう認知行動療法のセルフケア(「認知」を数字に表してみる;確信度は柔軟に変わるもの ほか)
第4章 人にストレスを与えない上手なコミュニケーション術(対人関係をよくする基本は、傾聴・共感・受容;コミュニケーションにおけるキャッチボールの重要性 ほか)
第5章 ストレスが原因で起こる心の病(心の病は誰もがなりうる;不眠症―睡眠不足がうつや生活習慣病につながる ほか)

著者等紹介

清水栄司[シミズエイジ]
1965年、山梨県生まれ。千葉大学大学院医学研究院教授、千葉大学子どものこころの発達研究センター長。精神科医。90年、千葉大学医学部卒業。千葉大学医学部附属病院精神神経科、プリンストン大学留学等をへて、現職。専門は認知行動生理学、認知行動療法等。千葉大学にて千葉認知行動療法士トレーニングコースを主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

morinokazedayori

35
★★★ストレスを感じやすい人の考え方のクセや、ストレスをためないためのセルフケアのテクニックなど、認知行動療法の初歩的なことが、分かりやすく書かれている。概要をつかむのに適しており、更に内容を深めたくなる。2017/08/06

uniemo

17
ストレスを解消するために今まで色々取り組んできましたが、ストレスを感じやすい考え方のくせを直していけばいいという方向から考えて認知行動療法に興味を持ちました。本作はとてもわかりやすく、自分自身で認知のずれを治せるのではないかと実践してみたくなりました。2022/01/18

のり

11
適度なストレスは人生に変化を持たせ、生きていく活力を生み出してくれる。自分でできる認知行動療法。①感情をとらえ、②自分をほめる。③次に考え方をとらえ、④別の考え方がないか探る⑤思考変化記録をまとめる。行動のクセの見直しは、考え方のクセを見直すことにもなる。2016/12/19

桃の種

2
認知行動療法は考え方の癖を変え、自分の良いところ、相手の良いところを見つけることができるように変わっていくんだと思った。2020/11/17

KTakahashi

2
とても読みやすい本でした。この著者の本から,この分野を読み進めてみようと思いました。2019/01/15

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