うまいものつくる人びと

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  • サイズ B6判/ページ数 229p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784259545970
  • NDC分類 611.7
  • Cコード C0036

内容説明

大宅賞作家・橋本克彦が、あの山こえて海こえて、鼻と舌と耳と胃袋と足を駆使して送る絶品レポート農業編。

目次

ほんとうに「いい卵」を食べたことあるかい?
都市と牧場とヨーグルト
チェリモヤ・世界三大美味果物
メロンは署名入りの「作品」だった
レモンの島にそよぐ復活の風
旬の旬の旬・京野菜の真髄
エノキタケは完全管理の工場から
牛らしい牛の牛乳
230度Cで45分の絶品焼きイモ
美濃にうまい米誕生
北の勇者の赤肉ステーキ
海の男と山の自然薯
高級黒毛和牛の一産どりとは何か
音楽も花も心のごちそう
八百屋の畑か、畑の八百屋か
放物豚は野生を生きる
薬膳は昔の日本の味がする
安全有機米最初物語

著者等紹介

橋本克彦[ハシモトカツヒコ]
1945年宮城県生まれ。雑誌記者を経て、ノンフィクション作家に。84年『線路工手の唄が聞こえた』で大宅壮一ノンフィクション賞、90年『日本鉄道物語』で交通図書賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

4
例え美味しいものを作っても、それがすべて売れるわけではない。また、売れたとしてもそれが苦労に見合っただけの値段になるという保証もどこにもない。しかし、自分が作るものは、まず自分自身が納得できるものにしたい、という気持ちを持つことは人間としてとても自然なことといえるだろう。2013/10/18

そ吉

3
この本に登場する農家は主に3つのタイプに分かれると思う。 1つは、先祖からの土地を引き継いで新たな付加価値を加えた「伝統革新型農家」であり、例えば京野菜の農家は400年続く家業としての農家を愚直に守り乍ら時代に合わせていっている。2つ目は、サラリーマン等からの「転職型農家」である。全く違う畑から農業に参入する事で今迄のやり方に拘らない農家となる。3つ目は大学等での研究の成果を実装する「創発型農家」である。 農家版ミニ・プロジェクトXという感じかな。 ★★★☆☆2022/04/10

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