内容説明
年々、ふえる脱サラ農民も十人十色、百人百様。おなじみ惣一節で新規参入の動機や農業技術、経営戦略、さらに農業観などを解剖しながら、農業再生のヒントを探る。
目次
プロローグ 脱サラ農民はなぜ元気
1 脱サラ農民破天荒経営に乗りだす(柔軟発想で稲作地帯にハウス園芸を確立―木之内ストロベリーファーム;妻も納得した“水気耕栽培”の成算―望月秀夫さん;消費者の援助を生かした安全な卵の供給―橋本慎司さん;フード・ビジネス大展開の原点は高原野菜―梅津哲一さん)
2 脱サラ農民地域を揺さぶる、変える(ネットワークのある元気印牛飼いストーリー―山崎一之・洋子夫妻;自治体が公募した新規参入農家の波及効果―菊留広雄さんほか;中核リンゴ農家としてファイトを燃やす理由―奈良崎美雄さん)
3 脱サラ農民“先取り形態”を打ちだす(“時代の読み”でアグリ・ビジネスに進出―ヨーズリ;“定住再生産”で行きづまり状態を打開―船方総合農場;“脱サラ百姓天国”で農の再生をめざす―宮本重吾さん)
エピローグ 奮起せよ“正規軍”