出版社内容情報
組合員とのつながりを、どう再構築するか
そのヒントが見えてくる!
「JAの体系的な組合員政策に関する研究会」の研究成果が本になりました! 研究会では、独自に、水田、都市近郊、園芸産地の3つのJAを対象に、組合員アンケート調査を行い、さらに現地調査も実施。それらをもとに討議を重ねました。
JAと組合員とのつながりを深めるための「組合員政策」の進むべき道が見えてくる、関係者必読の一冊です。
内容説明
組合員とのつながり強化こそが協同組合であるJAの力の源泉。JAに対する理解や共感、事業利用、活動参加、運営参画など組合員とJAとのつながりの実態を詳細に分析し、これからのJAのあるべき指針と対策を示す。
目次
序章 組合員とのつながり強化をJA経営政策の柱に―JAの組合員政策試論
第1章 JAと組合員のつながりの歴史的な変容と組合員政策
第2章 組合員の意識と行動―アクティブ・メンバーシップからの接近
第3章 JAの多様性と組合員政策―つながりの実態と対応課題
第4章 食と農を基軸とする組合員との「伝統的つながり」―福島県JAふくしま未来伊達地区の取り組み
第5章 都市的地域における多様なつながりづくりと准組合員の参画―兵庫県JA兵庫南の取り組み
第6章 くらしを基軸とするつながりづくりと結集力強化戦略の展開―鹿児島県JAあいらの取り組み
第7章 支店を拠点とする組合員とのつながりづくり―石川県JA小松市と三重県JA三重中央の取り組み
第8章 組合員・組織対応の再構築と協同組合としての展望
終章 組合員政策をどうすすめるか
著者等紹介
増田佳昭[マスダヨシアキ]
立命館大学経済学部招聘教授。滋賀県立大学名誉教授。専門は農業経済学、農協論、農産物流通論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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