出版社内容情報
JAと地域、地域農業には、いま危機が迫っているその対応が必要だという危機の認識をもつこと、そして、その危機の内容を、JAに結集する人々が知ることが大切だ。本書では、「JA自己改革次のステージ」として今何が必要なのかを具体的な事例を挙げながら解説していく。
短期的には、外側からの農協改革への対応として全組合員調査が掲げられている。しかし、中長期的には、人と人との関係性を再構築する協同組合運動に他ならない。地域に顔が見える関係をたくさん育む。協同組合運動の第一歩として前向きに行動していくための学習テキスト。
1 一丁目一番地に躍り出た平成31年4月全組合員調査
2 農協改革はどこに向かうのか
3 JA自己改革の到達点と次のステージ
4 平成31年4月全組合員調査に向けて
小林 元[コバヤシハジメ]
著・文・その他
内容説明
外側からの危機への対応は、内側を強くするチャンス。2019年5月までの農協改革集中推進期間に何ができるのか。
目次
1 一丁目一番地に躍り出た2019年4月全組合員調査(2019年4月全組合員調査とは;なぜ、いま、全組合員調査なのか ほか)
2 農協改革はどこに向かうのか(2014年農協改革と2016年改正農協法;代理店化による信用事業譲渡―その狙い ほか)
3 JA自己改革の到達点と次のステージ(JA自己改革のトップランナーに学ぶ;組合員と職員が共に学び共につくる―JA大井川の農業経営者育成塾 ほか)
4 2019年4月全組合員調査に向けて(組合員の多様性、グラデーション;コア組合員と多様な(マス)組合員 ほか)
著者等紹介
小林元[コバヤシハジメ]
広島大学大学院生物圏科学研究科助教。1972年静岡県生まれ。広島大学大学院修了、博士(農学)。一般社団法人JC総研などを経て、2015年5月より現職。専門は集落営農や協同組合論など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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