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現代に生きる若月俊一のことば―未来につなぐ農村医療の精神

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  • サイズ B6判/ページ数 203p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784259521783
  • NDC分類 498.04
  • Cコード C0095

出版社内容情報

【第1章】 地域と医療を「ともに」つくる
医療は民衆のものであり、民衆がつくるものである/
いくらオリンピックで体操競技が優勝を勝ち得たとしても、
国中に神経痛の患者や腰曲がりが満ちていたのでは、何にもならない ほか

【第2章】 健康は平和の礎 ~住民が主体となる健康運動
「与えられる健康」から「獲得する健康」へ/
私たちが健康の問題を懸命に取り上げているのは、
それが平和の問題に大きく結びつくからこそである ほか

【第3章】 母なる農村を守る協同の精神
弱いものを支えるのが人間の義務であり、
民主主義の精神であり、また協同の精神でもある/
農村は母。母から受ける愛は、「産み、育てる愛」であり、
大地や農業とつながる ほか

【第4章】 誰のための医療と技術か
技術は社会のものであって、個人のものではない/
働く人たちや一般庶民に共感を持てないようで、
どうしてほんとうの学問や技術を発展させることができるだろうか ほか

【第5章】 保健・医療・福祉にたずさわる人へ
「第一線医学」の立場からいえば、まず「何でも屋」が最も重要である/
病院技術者はとかく専門の中に「あぐら」をかきやすい。
そして、知らない間にいわゆる「専門バカ」になりがちだ ほか

【第6章】 経営は人である ~すべては患者さんのために
経営は人です。私どものサービス業ではとくに人が悪ければダメです/
戦略はしっかり立てねばならぬ。
しかし戦術はその状況とその時の力関係で、いろいろと柔軟にやっていく ほか

【著者紹介】
1928 年神奈川県生まれ。1952 年東京大学医学部卒業。54 年に佐久病院に入職。当初は外科だったが、後に健康管理部門に60 年、健康管理部長として農村の健康管理に力を注ぐ。「八千穂村における全村健康管理」や長野県下の「集団健康スクリーニング」を実践、予防活動の充実に成果をあげた。94 年に院長、99 年に名誉院長に就任。76 年に日本農村医学会賞、2002 年に保健文化賞を受賞。著書は『農村医療の現場から』(勁草書房)など。

内容説明

健康と平和を守る闘いを生涯続けた地域医療の先駆者の心に響く82の言葉。

目次

第1章 地域と医療を「ともに」つくる
第2章 健康は平和の礎―住民が主体となる健康運動
第3章 母なる農村を守る協同の精神
第4章 誰のための医療と技術か
第5章 保健・医療・福祉にたずさわる人へ
第6章 経営は人である―すべては患者さんのために

著者等紹介

松島松翠[マツシマショウスイ]
1928年、神奈川県に生まれる。1952年、東京大学医学部卒業。54年に佐久病院に入職。当初は外科だったが、後に健康管理部門に転ずる。60年、健康管理部長として農村の健康管理に力を注ぐ。とくに「八千穂村における全村健康管理」や長野県下の「集団健康スクリーニング」を実践、予防活動の充実に成果をあげた。94年に佐久総合病院院長、99年に同病院名誉院長に就任。1976年に日本農村医学会賞、2002年に保健文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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