出版社内容情報
アメリカ農業はいま、小規模農場が増えています。
その大きな要因が、生産者と消費者が直接つながり、
継続的に農産物や食材を取引する、CSA(コミュニティー支援型農業)です。
日本のジャーナリストとして初めてアメリカのCSAを長期間、
多方面にわたって取材した河北新報記者の門田一徳氏が、
なぜアメリカでCSAが拡大したのか、多様なCSAの手法、
日本でCSAを生かすにはどうしたらいいか、などを伝えます。
目次
第1章 なぜアメリカでCSAが拡大したのか(アメリカの巨大農場はわずか4%;CSAは「食のシーズン券」 ほか)
第2章 CSAで産消ウィンウィン(野菜の種類は50種以上;スーパーよりも3割お買い得 ほか)
第3章 野菜だけじゃない多様なCSA(いつも完売パンのCSA;店舗を持たず固定費抑制 ほか)
第4章 なるほどCSAの応用術(職場CSA、マンハッタンで拡大;企業側の調整役と連携 ほか)
第5章 日本でCSAを生かすには(消費者教育が最大の課題;ニューヨークにCSA普及 ほか)
著者等紹介
門田一徳[モンデンカズノリ]
河北新報記者。1973年、宮城県大崎市生まれ。明治大学文学部卒。1997年に河北新報社入社。青森総局、東京支社、本社報道部などを経て2019年4月から栗原支局。2006年、大崎市の「鳴子の米プロジェクト」の取材でコミュニティー支援型農業(CSA)を知る。東日本大震災後、「東北食べる通信」など被災地のCSAを報道。「日米教育委員会」の2016年度フルブライト・ジャーナリストとして10カ月、アメリカ・ニューヨーク州のコーネル大学の客員研究員に就き、CSAの先進事例を取材(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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