興亡の国を支えて―20世紀農政の教訓

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  • サイズ A5判/ページ数 278p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784259517700
  • NDC分類 611.1
  • Cコード C1061

内容説明

本書は、過去一世紀間の日本の農業、農政の足跡を見つめ直し、各農業問題がどのような理由、どのようなきっかけでどこから起こってきたか、それに対して政府や当事者はどのような根拠でどう対応したか、そしてその結果はどうだったか、という理論研究を進めたものです。二一世紀にも日本農業がこの国を支える基盤となるようにするために、今、何をしなければならないかをも明らかにしました。

目次

1部 興亡の国を支えて(進歩と破壊の世紀;社会的破壊は;国際連合時代へ ほか)
2部 温故知新―二〇世紀農政の教訓(興農施策の再編;棉作消滅と米と繭の経済構造の確立;小作法幹事会私案から農地法へ ほか)
3部 二一世紀日本農業再建の道筋(「未来への架け橋」を築くために;新基本法第一五条第七項は“空洞化”を許さないはず;問題多い「基本計画」―消費対策の欠除 ほか)

著者等紹介

川野重任[カワノシゲトウ]
1911年、鹿児島県生まれ。東京帝国大学農学部農業経済学科卒業。東京大学東洋文化研究所教授・所長を経て、東京大学名誉教授。米価審議会・農政審議会会長を務める

梶井功[カジイイソシ]
1926年、新潟県生まれ。東京大学農学部農業経済学科卒業。東京農工大学教授、東京農業大学教授、東京農工大学学長を経て、東京農工大学名誉教授
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