内容説明
本書は、平成10年11月に農林水産省農林水産技術会議事務局・農業環境技術研究所主催で開催された研究セミナー「環境ホルモンは農林水産物へどのような影響を与えるか」で講演された内容を骨子に加筆し、環境ホルモン問題解決へのアプローチとしてとりまとめたものである。
目次
第1章 総説―農林水産業と環境ホルモン(環境ホルモンは農林水産業にどのような影響を与えるか)
第2章 「環境ホルモン問題」解決へのアプローチ(内分泌かく乱物質による環境汚染と生物への影響;内分泌かく乱物質はどこまでわかっているか―ヒトへの影響;内分泌かく乱現象はどこまでわかっているか―水生生物への影響;内分泌かく乱物質の評価手法はどこまで進んでいるか;ダイオキシン類の環境汚染はどこまでわかっているか)
第3章 農林水産省の環境ホルモン問題対応に期待する(内分泌かく乱物質問題に対する取り組み;農林水産物をめぐる内分泌かく乱物質研究の新展開)