内容説明
本書は、アジア通貨危機の影響を最も大きく受けたインドネシアを取り上げながら、危機後の援助政策とともにインドネシアが抱える課題や展望について検討したものである。そのため、本書では、危機を契機にインドネシアで大きな注目を集めたテーマを取り上げた。具体的には、IMFの処方箋、マクロ経済政策、産業政策、ガバナンス、ソーシャルセーフティネット、貿易信用、民活インフラ、開発計画などである。
目次
第1章 インドネシア危機とIMF改革
第2章 経済政策決定メカニズムと経済政策の課題
第3章 産業開発政策と外国援助
第4章 レント追求、汚職、ガバナンス―インドネシアにおける開発と援助政策
第5章 アジア通貨危機とインドネシアのソーシャルセーフティネット・プログラム
第6章 経済危機下の貿易金融支援
第7章 開発途上国における民活インフラ事業の再検討
第8章 インドネシア経済再建のビジョンと日本の援助
著者等紹介
黒岩郁雄[クロイワイクオ]
アジア経済研究所経済協力研究部主任研究員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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