アジアを見る眼
ガーナ―混乱と希望の国

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  • サイズ 新書判/ページ数 214p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784258051045
  • NDC分類 294.44
  • Cコード C1233

内容説明

チョコレートで有名な西アフリカの国ガーナ。この国の豊かな文化と歴史、そしてわれわれと同時代を生きるガーナの人々のくらしを等身大の視点で描いてみた。

目次

第1部 歴史編(王国の興隆と戦争の時代;イギリス支配下のゴールドコースト;独立ガーナ―混乱と希望の現代史)
第2部 現代ガーナ編(「名前」と「制度」;くらし)

著者等紹介

高根務[タカネツトム]
1963年生まれ。農学博士。1986年富山大学人文学部卒業。1986~88年青年海外協力隊としてガーナに滞在。1989年ウエールズ大学大学院卒業、1989年アジア経済研究所入所。1995~97年ガーナ大学客員研究員。現在、アジア経済研究所地域研究センターアフリカ研究グループ研究員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ののまる

14
出版が2003年で古いけど、すっごいわかりやすいし勉強になった!しかし、Amazonの古本価格に驚愕・・・2017/10/19

印度 洋一郎

4
全体の2/3がガーナの歴史(古代から2000年まで)、残りは現代のガーナの地理や人々の生活について。この国は、戦後アフリカで他に先駆けて独立し、期待を集めた国だったのにその後経済は低迷、政情は軍事政権のクーデターが続いて混乱。この状態は実に1980年代まで続いた。地下資源があり、農業生産も高く、他のアフリカの国に比べて教育水準も高い国民という、好条件が揃っていた。そして、独立の父と呼ばれるカリスマもいたのに、何故? 結果を見ると、現実を無視した理想が権力維持に変質していった、途上国に共通の病理があった。2014/04/05

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