目次
序章 衰退か進化か―岐路に立つ発展途上国のファミリービジネス
第１章 韓国財閥の持続可能性―継承問題と通貨危機後の事業再編を中心に
第２章 韓国における財閥の淘汰と生き残り―ＳＫグループを中心に
第３章 台湾ファミリービジネスによる新事業への参入と所有・経営―移動電話通信事業の事例
第４章 タイのファミリービジネスと経営的臨界点―存続、発展、淘汰・生き残りの論理
第５章 メキシコのファミリービジネス―人材制約と継承をめぐる模索
第６章 ベネズエラのファミリービジネス試論―資金調達面からの考察
第７章 経済自由化後のブラジル・ファミリービジネス―経営戦略と所有・経営の適応
第８章 ペルーのファミリービジネス―共同事業による拡大と生き残り
第９章 チリのファミリー企業グループの成長―ピラミッド構造による経営資源と資金の制約への対応
第１０章 戦前期日本のファミリービジネス―寡占化・多角化・ネットワーク化
著者等紹介
星野妙子［ホシノタエコ］
地域研究センター主任研究員
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