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出版社内容情報
子どもにも言わせろ! ホットラインブックレット6
テーマ これでいじめはなくせるの!?
■子どもにも言わせろ! ホットラインとは何か
□番組No.1 先生、いじめをなくすように
もっと真剣に頑張ってください。
●リアクション・メッセージNo.1
□番組No.2 先生がいじめに気づくようにするには
どうしたらいいのかな。
●リアクション・メッセージNo.2
□番組No.3 いじめられてる子といじめてる子、
両方の意見を聴かなきゃいじめは解決できない。
●リアクション・メッセージNo.3
□番組No.4 より大きな力でいじめを封じこめるだけじゃ、
いじめの真相は見えない。じゃあ、どうしよう?
●リアクション・メッセージNo.4
□番組No.5 偉そうな大人ばかり話し合っててもダメ、
子どものことは子どもに聴け!
●リアクション・メッセージNo.5
□番組No.6 担任だけじゃ、いじめに対処できない!
文部省の人、真剣に考えてください。
●リアクション・メッセージNo.6
□番組No.7 いじいじめ いま本当は何が必要とされているのか
ホットライン実行委員会/平野裕二
■子どもの声、聞こえていますか パーソナリティ/勝並明子
■世田谷ボランティア協会について
■ホットラインと国連子どもの権利条約
子どもも社会でともに暮らすパートナー
■あとがき
■いじめ対策緊急会議報告 いじめの問題の解決のために当面取るべき方策について
文部省いじめ対策緊急会議(平成7年3月13日)
本文写真/世田谷羽根木プレーパーク
「私は、いじめにあった一人の人間です。今、いじめに苦しんでいる人、がんばって下さい。負けないで下さい。学校の先生も、クラスの人も、親も信用できず、誰を頼ったらいいのかわからなくなっている人もいると思います。誰も信用できなくなってしまった人、自分を信じて下さい。自分だけは信じて、自分を、励まして下さい。必ず、冬の次は春が来るように、不幸のあとは幸せが来ます。私も、死ぬまで追いつめられ、自分を見失った人間です。でも今、立ち直りました。私は今、いじめた連中を見返してやろうとがんばっています。けっして復讐なんかじゃありません。今、いじめにあって苦しんでいる人、心から応援しています。頑張れ」(年齢不明・女)
《いじめ》--“いじめる”は載っているのに、まだ辞書にも載っていない新しい《名詞》。日本特有とも言われていた《いじめ》が、近年イギリスでも大きな問題になりつつあると聞いた。《いじめ》--受ける側の心の、“悲しさ”、“悔しさ”、“辛さ”と共に、する側の心の“空しさ”、“貧しさ”に心が痛む。
改めて思う。大人が、社会が、次代を担う子どもに本当に伝えなくてはならないのは、“科学”でも“文化”でもなく、“思いやり”
目次
先生、いじめをなくすようにもっと真剣に頑張ってください
先生がいじめに気づくようにするにはどうしたらいいのかな
先生がいじめられてる子といじめてる子、両方の意見を聴かなきゃいじめは解決できない
より大きな力でいじめを封じこめるだけじゃ、いじめの真相は見えない。じゃあ、どうしよう?
偉そうな大人ばかり話し合っててもダメ、子どものことは子どもに聴け!
担任だけじゃ、いじめに対処できない!文部省の人、真剣に考えてください
いじめって何なのか、まわりの大人は本当に子どもの立場で考えて
大人が平気で子どもの人権や個性を無視するから子どもがいじめに走る