ソノラマ文庫
強救戦艦メデューシン〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 334p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784257770046
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

フレナーダ陸軍第911医療衛生大隊の巨大病院機メデューシンは、今、北の大陸に来ている。いや、飛ばされたと言ったほうが正しい。その救命隊員が、南の島で、重大な国家機密に近づいてしまったからだ。毎日の激務にもかかわらず、若き従軍看護婦たちは、南の島の戦場で収容した少年の奇病の原因を探り続ける。その解明の結果が、メデューシンの存続にかかわる重大事になるとは、まだ、誰も知らない。

著者等紹介

小川一水[オガワイッスイ]
1975年生まれ。愛知県在住。宇宙作家クラブ会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

miroku

22
ソノラマ文庫というレーベルと、表紙で損をしている気がする。大人が読んでも十分に楽しめる作品だ!2016/10/17

けいちゃっぷ

4
プロローグで書かれた「熱死」の理由やら、負け戦と知りつつも戦線を広げようとするフレナーダの狙いなどはやや首を捻ってしまうが、この本も含めた初期作の延長上に今の作品があると思えば、ある種の感慨深さを感じます。 288ページ(実際は334ページ) 2013/12/17

The lost FRIGATE

2
《★★★★★》下巻読了。事態が急変、軍を離れ他の強救戦艦とともに戦争終結に向け動き出す。完結していない天冥の標を除いて今まで読んだ小川一水作品でダントツno.1。大傑作。設定もキャラも展開ももうワクワクで手に汗握って寝る間も惜しんで読みました。そしてあとがきに感動、夢を語る人でありたい。2011/12/08

chie

0
小川一水作品の中でもかなり上位にくる作品ではないかと(それだけに表紙が惜し過ぎる)。目線がアルテとヘリオとで行ったり来たりすることろがちょっと、ですが10年前の作品ですしね。上巻での戦場の話から下巻は政治も絡んできて、その辺りも小川作品らしい、深みがあります。2013/01/03

いちみ

0
感想: http://ameblo.jp/ichimi-10/entry-10006737108.html 2005/12/04

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