ソノラマ文庫
D‐邪王星団4―吸血鬼ハンター〈12〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 241p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784257769323
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

初めて本格的に刃を交えたとき、ヴァルキュアはDを異空間に送り込み、その力を見極めようとした。五千年前、宇宙に放逐されたこの“絶対貴族”の想いは、いまや己れの操り人形と化したマシューとスー、そして致命傷を負わせた二人の貴族への復讐よりも、Dと、Dをこの世に送り出したものの方へ向けられているようであった。“神祖”の痕跡が刻み込まれた黒き鋼の大地で、最後の壮絶にして奇怪な戦いが始まった。

著者等紹介

菊地秀行[キクチヒデユキ]
1949年、千葉県に生まれる。青山学院大学卒業。1982年『魔界都市〈新宿〉』でデビュー後、〈吸血鬼ハンター〉〈魔界都市ブルース〉〈妖魔戦線〉〈魔界医師メフィスト〉シリーズ等を精力的に執筆。日本推理作家協会会員。SF・ホラー映画愛好家としても有名である
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

神太郎

17
最終4巻です。やはりというかなんというか…。落ち着くところに落ち着いた感じ。いや、これ以上ない良い終わり方であると同時に、ヴァルキュアも可哀想な奴だったなと。 案の定彼を宇宙から地球へと戻したのは“御神祖”でありました。まぁ、大方予想はついてた。ヴァルキュアがなんやかやで一番不憫だよなぁ。最初は成功例と言われていたのに、いつの間にかそんなことも言われなくなり、風の噂で自分ではない誰か=Dこそが唯一の成功例と言われたら壊れるわなぁ。つかアカシックレコードなんていうチート出されるとは…。何でもありになってきた2016/03/20

ゆご

1
終わんないなー2016/09/12

ブー

0
”D”12作目 4部作の最終章。ヴァルキュアとの直接対決・・・が、数度も・・・やはり、化け物同士なかなか、決着が・・・そこについに「神祖」の影が・・・まさか、「アカシアレコード」まで出てくるとは・・・しかも、意外な決着が・・・しかし、今回一番の貧乏くじは「ミランダ」さんだった気がする。2010/05/05

なつみかん

0
気がつくとこのシリーズは高校生の頃、つまり20年になる付き合いなんですね…今回、たまたま図書館に揃っていたので読みました。が、さて海の向こうの眼鏡をかけた魔法少年の話は完結したことですしこちらもそろそろ決着つけて欲しいな!と思ってます。2009/04/08

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