感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
星落秋風五丈原
26
森川さんの描く男達は、美しい。戦国武将、織田信長の生涯を描いた本作も、またしかり。主人公・久慈三郎、美貌が噂される信長の小姓・森蘭丸は勿論の事、「人生五十年」を謡う、壮年のはずの信長ですら、時に美しく描かれている。 逆に女性は、描かれ方も生涯も散々だ。妻・濃姫、光秀の娘、細川ガラシャら、実在の名だたる美姫が登場してもおかしくないのに、お市の他は登場しない。そのお市すら、顔は描かれていない。唯一、ちゃんと顔が描かれる女性は、架空の存在である、猿楽一座の女性・白雪。2006/02/20
琴
3
大好きな作品。 信長のお話。 ／／あすかコミックスDX版の方 ISBN: 9784048523691 を持ってて、そちらを読了。／／ あすか版の、裏表紙に記載されてる あらすじ→【冷酷無比な目で人を見下ろした次の瞬間、無邪気な子供のように夢を語る男――それが、織田信長の素顔だった。戦国時代、日本統一を目前にして、嵐のように時代を駈け抜けた武将の生き様を、久慈三郎の目を通して描いた英雄叙事詩！！】2014/12/29
patapon
3
多くの小説や漫画、ドラマや映画の中で、いちばんしっくりきた信長だった。「人の身で神となることはどんなにつらいことであったろう」2014/01/01
調“本”薬局問悶堂
1
期待ほど面白くなかった。というか、好みじゃなかったという方が正解か。 作者はクリスチャンなのだろうか。 織田信長、この前ちょうど話題に出たのだが、49歳で死んでいるのだ。 でも、TVや映画で演じるのは50,60のおじさんたち。なんかおかしい。 《2020年5月 登録》2006/03/02
