ソノラマ文庫<br> 10月3日の目撃者 - エイヴラム・ディヴィドスン短編集

ソノラマ文庫
10月3日の目撃者 - エイヴラム・ディヴィドスン短編集

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  • サイズ 文庫判/ページ数 248p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784257620020
  • NDC分類 933

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ニミッツクラス

4
84年の400円の初版を読んだ。ソノラマ文庫海外Sの第2弾。カバーは表題作の・・あくまでもイメージ。著者の62年の短編集「あるいは牡蠣でいっぱいの海」の17編からチョイスした12編を収録(牡蠣は未掲載で、これは奇想コレの「どんがらがん」に改題で掲載)。コメ欄に列挙した作品のうち、「六番目の季節」のみ地球外の話。他の風刺、幻想、怪奇などの奇譚もバッドエンドも含めて今読んでなお新鮮な雰囲気を醸している。歯科医師会が総力を挙げて宇宙人に拉致された歯科医を助けようとする話は、その顛末がとても気になる。★★★★☆☆2016/06/07

酔花

1
ディヴィッドスンの貴重な短編集。この頃はまだインディアンの居住地を不当な契約で没収しようと企む現代人に訪れるは…「草は緑」のタイトルが皮肉。豆を読むことで未来を知ることができる老女とそのお隣さんの間でおきた悲劇を描く「豆占いのおんな」は、物悲しい結末に思わず情緒が乱れます。「作家よ、作家」では、作家に襲いかかる復讐に思わずニヤリ。ブッラクユーモアに満ちた楽しい短編。吸血鬼よりも狼男よりも強いやつには笑いました。2024/11/09

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