感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
零水亭
8
駆逐艦約20隻×3回のガ島撤退作戦は有名ですが、この本は昭和18年9月、「大発」(全長14.88 m, 幅 3.35 m, 速力 7.8ノット。武装兵 80名収容可能)による、陸海軍協同のコロンバンガラ島転進(まぁ撤退のこと…)作戦です。1回目55隻、2回目43隻。2回の作戦で約1万2000名の救出に成功。救出された中には「沖縄県民斯ク戦ヘリ」の大田実海軍少将(当時)もいたそうです。著者の種子島氏は海軍部隊の責任者で、この半年前、コロンバンガラ島辺りで撃沈された駆逐艦「村雨」の駆逐艦長でした。2020/05/25
しょうご
1
昭和18年9月、南太平洋のソロモン諸島、コロンバンガラ島で敢行された起動舟艇部隊による陸海軍部隊一万二千名の玉砕寸前の部隊をブーケンビル島に撤収させるノンフィクションの物語です。