内容説明
過剰ともいえる技巧を凝らし、カメラ・メカニズムの極致をきわめたコンタックスやコンタレックスなど、かつてのツァイス・イコン社の最高級カメラの全貌を明らかにし、併せて光学の源流と、ドイツカメラ産業の中心、ドレスデンに本拠を置いたカメラメーカー各社の歴史を辿る、クラシックカメラファン待望の書。
目次
1 ツァイス・イコンのカメラ―このデモーニッシュなもの
2 ドイツ・カメラの歴史―ドレスデンを中心に
3 コンタックス・ストーリー(1)誕生から第二次大戦まで
4 コンタックス・ストーリー(2)第二次大戦から現在まで
5 35mm一眼レフの源流
6 「コンタレックス」のディテール
7 もしバルナックがツァイス・イコンに勤めていたら
8 ツァイス・イコンのカメラ博物館―珍品「コンタックス」と「コンタレックス」
著者等紹介
竹田正一郎[タケダショウイチロウ]
1931年生まれ。1956年から63年までドイツを中心としたヨーロッパに生活。食品メーカー在社時からカール・ツァイス、ツァイス・イコンをはじめ、ドイツの光学メーカー各社の社史を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。