黒船なにするものぞ―蘭学者・川本幸民

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黒船なにするものぞ―蘭学者・川本幸民

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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784257035312
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

幕末―国難の時代にガス燈、ビール、マッチ、写真機、電信機をつくった「化学者」がいた。日本人の心意気を示したその男、無類の酒好き、無骨者。伝記小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

bapaksejahtera

13
有能だが世渡り下手な無骨者、三田藩の蘭方医で緒方洪庵と同期の親友、川本幸民の伝記小説である。遊学した江戸の生活で頻繁に火事に遭う事で史料に乏しい人のようだが、残された本人著の随筆を手掛りに纏めている。我が国で初めてビールを製造し、実験的に写真の焼付けにも成功した。勝海舟頭取の指示で、勤め先の蕃書調所を訪れた幕府の重役にガス灯の輝く灯を見せて驚かす処もある。最初の化学概説書「化学新書」を著述、我が国化学の父と呼ぶ向きも多い。知る人の少ない幕末の偉人を顕彰する書。小栗上野介への非難には異論があるかも知れない。2024/01/17

KTakahashi

1
幕末の蘭学者,川本幸民のお話です。道徳の教科書に載っていたのを読みました。興味があって,本を集めました。『養英軒雑記』がネタ本のようです。火事で資料があまり残っていない人らしいです。2017/12/14

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