内容説明
タイムマシン、生誕100年。H.G.ウェルズの発明品に乗って、コペルニクスにニュートンにアインシュタインに出会う名著の旅。
目次
ウェルズ「タイム・マシン」1895
スウィフト「ガリヴァー旅行記」1726
ニュートン「光学」1704
ゲーテ「色彩論」1810
ラマルク「動物哲学」1809
ウォーレス「マレー諸島」1869
ダーウィン「人類の起原」1859
メンデル「雑種植物の研究」1865
テニスン「イン・メモリアム」1847
ルクレチウス「物の本質について」BC.60頃?〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Metonymo
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著者が「タイムマシン」に乗って、科学者、思想家らの時代に訪れ、当時の書かれた背景などを論じてゆく。人選も、テニスン、ルクレチウス、シラノ、フォントネル、ラメトリ、リラダン、列士、荘子、吉田光由、土井利位などかなり多彩で、注釈もピエール・ガッサンディらが出て来るなど充実。楽しい一冊2013/04/15
シャル
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タイトルにタイムマシンとあるように、その時代の文化などを鑑みながら各書評を行う構成の一冊。思想発想のつながりや対比なども見られてなかなかに面白い。著者が科学記者だけに科学関係の本がメイン。 2009/07/06