内容説明
本書は、近い将来再び勃発する可能性のある“湾岸戦争”の分析に関して、基礎的な知識とある程度の予測を読者に与えるものである。
目次
第１部 湾岸戦争（戦争の概要；さまざまな戦闘とその分析；湾岸戦争のデータシート）
第２部 フォークランド／マルビナス紛争（戦争の概要；さまざまな戦闘とその分析；フォークランド／マルビナス紛争のデータシート・１４）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さいごの砦
1
湾岸戦争、フォークランド紛争それぞれの戦闘経過、結果と教訓を兵器の観点から詳細に分析されている。 今日各国軍は主にこの２つの現代戦を参考に装備を拡充させているため、現代軍、特に英米軍装備の背景を知る上で一助となる文献ではあるが少し古く、特に湾岸戦争については教訓が薄い。兵器の特徴をどう作戦に生かしたかの分析が殆どされていない点も残念だったが、兵器性能と戦闘経過だけなら良い文献だった。2017/01/17
