内容説明
新しい知識、新しい技術に対する関心は、昨今、その切実さの度合いをますます深めている。本シリーズではこうした関心に応え、大学等の研究において生み出された独創的、先端的な研究成果を研究者・学生から非専門科にいたる幅広い人々を対象に公開することを目的として催されたシンポジウムの貴重な記録でいる。本巻では「エレクトロニクス研究の世界を究める」のテーマのもと、急速な発展をとげでいるエレクトロニクス・デバイスについて、六つの分野の研究成果が紹介されている。
目次
Aセッション コヒーレント光ファイバ通信関連計測技術(コヒーレント光通信システム ほか)
Bセッション 半導体レーザの性能向上(電流負帰環半導体レーザのスペクトル特性 ほか)
Cセッション 超高速ディジタル・デバイス(超高速ディジタル・デバイスとしてのジョセフソン接合素子 ほか)
Dセッション シリコン・化学物半導体一体化結晶とデバイス応用(シリコン・化合物半導体一体化結晶とMOCVD成長技術 ほか)
Eセッション 情報変換機能をもつ有機薄膜(共役系高分子の構造とオプトエレクトロニクスへの応用 ほか)
Fセッション 主体電気信号の発生・伝達とバイオエレクトロニクス(生体電気信号発生のミクロメカニズム ほか)