図解 リューベック―ハンザ都市の文化史入門

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  • サイズ A4判/ページ数 92p/高さ 29cm
  • 商品コード 9784255012728
  • NDC分類 234
  • Cコード C0098

出版社内容情報

世界遺産のハンザ都市リューベックを、都市の成立から発展、市壁や市門による都市の防衛、教会の建築と構造、
数字に秘められた宗教的象徴、煉瓦ゴシック様式の商家の内部と建築様式の変遷、市場の営みなどから図解する。

中世から近世にかけて仲介貿易で繁栄をきわめたハンザ都市リューベックの市民生活が生き生きと浮かび上がる。
大人と子ども向けの格調高い絵本であり、美しく楽しい文化史入門。ハインツ=ヨアヒム・ドレーガーの代表作!


目次

はじめに
古(アルト)リューベック
今日のリューベック
市壁
ブルク門の防御施設
ホルステン門 1464年~78年
要塞
ホルステン門の防御施設 18世紀
ミューレン門(水車門)の防御施設 1560年頃
煉瓦─煉瓦ゴシックの建築材料
七つの塔の町
大聖堂
大聖堂地区
聖マリア教会

市庁舎
市場
街並み

建築様式入門

リューベックの歴史から
解説

内容説明

バルト海に面したリューベックは、ハンザ同盟の中心都市として中世から近世にかけて仲介貿易で繁栄をきわめました。歴史的旧市街は第二次世界大戦で大きな被害を受けましたが、修復された煉瓦ゴシック様式の聖マリア教会や大聖堂、市庁舎、市場、ホルステン門にブルク門、そして数々の立派な商家の立ち並ぶ街並みなどが、かつての栄華を今に伝えています。ノーベル賞作家トーマス・マンの小説『ブッデンブローク家の人々』の舞台としても有名です。画家ハインツ=ヨアヒム・ドレーガーはこの町の900年の歴史を美しく楽しい図版と平易な文章で紹介しています。町の成立から発展、市門の機能、教会の構造と役割、そしてそこに秘められた象徴、商家の内部、建築様式の変遷など、紹介は細部に及びます。生き生きとした描写からはそこに暮らした人の息づかいも聞こえてきます。子どもと大人のための楽しい絵本であり、内容豊かな文化史入門です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

NAO

54
リューベックはベルリンの北西、バルト海に程近いトラーヴェン川とシュヴァルタウ川に囲まれた陸地内の大きな半島がひとつの都市となったところ。ここが北に通じる唯一の陸路だったうえにバルト海の港も支配していたため、ハンザ同盟の中心都市として中世から近世にかけて仲介貿易で栄えた。トーマス・マンの『ブッテンブローグ家の人々』の舞台でもある。リューベックの歴史、4つの教会の様式や構造、島に通じる門の形態や機能、建築様式の変化等々の、美しい絵と詳細な解説が満載で、一度は現地を訪れて実物の建物を観たくなる。2022/05/23

takao

2
ふむ2022/07/18

むきぐり

1
子ども用の絵本のようだが全然違う。どちらかといえば、イラストエッセイ……じゃないな。でも、イラストを多用して、とてもとてもわかりやすく中世から現代にいたるリューベックという街を伝えてくれる。イラストがあたたかく、見やすく、そして正確である。歴史、文化、建築様式、交易、ハンザ都市としての役割が門外漢でもよくわかる。図書館で借りたけれど、めっちゃ欲しくなった。そしてリューベックに行く、と心に決めた。2025/03/30

コマイヌ

1
絵本のふりをしきれておらず様子のおかしい本で良かった。2023/07/08

Go Extreme

1
古(アルト)リューベック 今日のリューベック 市壁 ブルク門の防御施設 ホルステン門 1464年~78年 要塞 ホルステン門の防御施設 18世紀 ミューレン門(水車門)の防御施設 1560年頃 煉瓦─煉瓦ゴシックの建築材料 七つの塔の町 大聖堂 大聖堂地区 聖マリア教会 丸天井について 聖マリア教会の象徴性 リューベックの聖マリア教会 破壊 ゴシックの会同式教会 祭壇 聖母マリアと聖人 大聖堂の勝利の十字架 時と永遠 福音派改革境界 シナゴーグ 市庁舎 市場 街並み 建築様式入門 リューベックの歴史から2022/05/21

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