グッバイ、コロンバス

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グッバイ、コロンバス

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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784255012117
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

デビュー作で全米図書賞受賞!

アメリカを代表する作家、フィリップ・ロスの伝説の青春小説が待望の新訳で瑞々しく甦る。

真夏のプールで運命的な出会いを果たしたニールとブレンダ。二人はたちまち引かれ合い、結婚を意識し始める。若い男女の恋には危うさがつきまとい、季節の移ろいとともに、輝かしい日々は過ぎ去っていく。はかなくほろ苦い青春期の恋を瑞々しい文体で描いた永遠の名作。

内容説明

真夏のプールで運命的な出会いを果たしたニールとブレンダ。二人はたちまち引かれ合い、結婚を意識し始める。若い男女の恋には危うさがつきまとい、季節の移ろいとともに、輝かしい日々は過ぎ去っていく。…全米図書賞受賞作。アメリカを代表する作家の伝説の青春小説が新訳で瑞々しく甦る。

著者等紹介

ロス,フィリップ[ロス,フィリップ] [Roth,Philip]
1933年3月19日、米国ニュージャージー州ニューアーク市で、移民2世のベス・ロスとハーマン・ロスの第2子として生まれる。のちに作品で繰り返し登場する、同市内ウィークアヒック地区のユダヤ人コミュニティで育つ。1950年にウィークアヒック高校を卒業後、ペンシルバニア州のバネックネル大学へ進学。シカゴ大学では奨学金を得て英文学の修士号を取得した。1959年、短編数作と中編1作を収めた“Goodbye,Columbus”で全米図書賞を受賞。ほか、ピューリッツァー賞、マン・ブッカー国際賞などを受賞。全米批評家協会賞と全米図書賞は2度ずつ獲得している。また、クリントン大統領とオバマ大統領からは、それぞれ国民芸術勲章と国民人文科学勲章を授与された。2012年に執筆活動を引退し、2018年5月22日に85歳で死去

中川五郎[ナカガワゴロウ]
1949年大阪生まれ。1960年代なかばよりシンガーソングライターとして活動。翻訳家および訳詞家としても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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buchipanda3

108
「ぼくらはぶくぶくと息を吐きながらキスをした。グリーン・レーン・カントリー・クラブのプールの水底で」。プールサイドでブレンダに一目惚れしたニール。堪らず彼女に電話した。声を2オクターブも高くしながら。50年代後半のNJ州の街を舞台に描かれる青春小説。古めかしさはあるが、格好つけた感性や軽妙な言い回しに惹き付けられた。ユダヤ系アメリカ人(著者も)の家庭をさらりと細部まで注視した描き方も興味深い。自我と恋愛の不確かさをこじらせるのは若さの特権だがニールは一方的過ぎたかな。先への憂い、過去への懐古が入り混じる。2021/03/27

ポルコ

29
原文は、複雑にして難解、だそうだが、十分に伝わった青春の危うさとほろ苦さ、と、そして文学的確かな香り。2021/05/20

ともっこ

19
ユダヤ系アメリカ人の主人公と裕福なユダヤ系お嬢様との恋愛小説。 淡々とした物語だが、主人公の仕事に対する姿勢、恋人の家族に抱く感情、黒人の男児との関わりなど、深い描写があるわけではないそこをじっくり考察したくなる。 グラディスおばさん(主人公のおばさん)のキャラも独特、恋人の母親へ抱いた主人公の第一印象なども興味深かった。 身勝手な主人公(若さゆえか)には終始苛立ちを覚えた。 こういう人、実際にいるし知っている。 2021/03/24

Takashi Takeuchi

18
プールで眼鏡を預かった女の子に一目惚れ。冒頭のシーンで引き込まれた。23歳大卒社会人と女子大生の一夏の恋物語。50年代の恋愛物語のヒロインとしては個性的なブレンダ。主人公ニールの叔母さんを筆頭に脇役のキャラクターもおもしろく、ニールと黒人少年とのエピソードも良いし、キュートなラブストーリーが展開するかと思いきや、、「ニールおまえなぁ〜」となりつつ、20歳頃の自分はどうだったかと考えさせれる。苦く、せつない。2022/08/14

uniemo

16
学生の頃映画好きな友人と古いアメリカ映画のDVDをいくつか見た中の一つ。題名ははっきり覚えていたのですが正直中身は忘れていて初めて接する気持ちで読めました。期待以上に面白かったです。女性に対してや黒人に対しての目線など今では差別的にみえる部分もあるけれど、成人とはいえまだ幼い主人公たちの青春の陰と陽の場面が懐かしい。2021/05/22

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