出版社内容情報
『誘惑論・実践篇』、『対面的――〈見つめ合い〉の人間学』などの著者による初の小説作品集。
表題作「大洪水以後」のほか、「転落」、「ショートカッツ」(超短編連作)を収める。
内容説明
意味なんて、言葉がごちゃごちゃ折り重なった中から、何万トンの言葉の堆積から、じわじわとにじみ出て来るものなんじゃないのか…腐ったゴミの山から黒い汁がしたたるみたいに(『大洪水以後』より)。第一小説集。
著者等紹介
大浦康介[オオウラヤススケ]
文筆家。文学研究者。著書に『誘惑論・実践編』(晃洋書房、2011年)、『フィクション論への誘い』(編著、世界思想社、2013年)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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