神様の住所

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神様の住所

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  • サイズ B6判/ページ数 271p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784255010519
  • NDC分類 911.168
  • Cコード C0095

出版社内容情報

短歌が入口で、宇宙が出口。
俵万智、穂村弘、東直子と続く革新短歌の宇宙を、
哲学的な輝きで新たに飲み込む。

〈体積がこの世と等しいものが神〉夢の中の本のあとがき (哲学)
徹子の部屋の窓から見えてたえいえんみたいな二個目の太陽 (黒柳徹子)
何度寝て何を入れてもわたしとはたわしにならない固有のわたし (質量保存の法則)

たましい、無限、黒柳徹子、味の素、なぞなぞ--
84の多彩なテーマごとに、
「短歌」→「自己解説(風文章)」→「短歌」の三段階で構成。
短歌と散文、感情と理性が響き合って、
世界の新しい風景があふれだす。
歌集でもなく、エッセイ集でもない。
言葉がきらめく超新星、鮮やかすぎるデビュー作!

84の収録テーマ
体と心/さびしいから/魔法/アナグラム/絵画/ゲシュタルト崩壊/黒柳徹子/レシピ/地図/哲学/なぞなぞ/
クラゲ/前略/レーズンバター/
濁点/両生類/因果関係/エロス/味の素/部首/たましい/物理/ふえるワカメ/無限/枕/基準/神様/対/重複/生まれ変わり/境界/シベリア/
鬼籍/アレの名は/住所/いつか/オノマトペ /夢/額縁/トマトと的/漢字/端/絵のような文字/オブラート/絵日記/質量保存の法則/デジャヴ/今/
同音異義・異音同義/数な言葉/箱または穴/まちがい探し/種/音楽としての短歌/水/匂い/ストロー/地名/丸い三角/分かる/言葉にならない/
ものごころ/〇〇用/記憶/似て非なるもの/不思議四文字/省略/丘の上/ゼリーフライ/動物/菌類/アイムカミング/比喩/脚本/同心円/
G線上のマリア/さんたんたる鮟鱇/生け贄/岡本太郎とムンク/ベン図/公園/中身/聖書/幸福

九螺ささら[クラササラ]
著・文・その他

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シナモン

127
『レシピには〈巻き込みなさい何もかもこの世は束の間の春巻きだから〉』『温めたレーズンバターのバター溶けレーズンの本名は干しブドウ』『明るくて暗くて広くて狭くってなかったら困りあっても困る…これはなぞなぞ短歌、答えは「人の心」』『くらげはスナフキン並みの、生まれつきの吟遊詩人たち』『今の自分がいるのは、過去の自分が生き続けてくれたおかげである』…著者の豊かな感性と日本語の面白さ、さりげなく哲学も感じられる独特の世界観に引き込まれました。とても良かったです。2022/04/16

アマニョッキ

66
2020年もまだ始まったばかりですが、もう今年のナンバーワンの作品に出会ってしまいました。今年のなんてものじゃない、もうアマニョッキの殿堂入りです。繰り返される短歌と散文には、日本語と哲学と理系の魂とライフハックとこの世界のなりたちが詰まっていて、何度読み返しても新鮮で、永遠にこの作品を読み終えたと思えることなんてない気がしてきます。そうまるで円周率のように。非循環小数作品。もう読む前には戻れない。2020/01/21

seacalf

59
短歌をそれにまつわる散文でまとめられているので取っつきやすく読みやすい。既成概念を塗り固められた言葉が九螺さん目線でどんどんほどいていく様が気持ち良い。大文豪バカンス感、バッグ・クロージャーについて、役者は集中力自家発電業、四字っ子どうぶつ、引用しきれない粋な文章も多く、ユーモアに富んだ思考を垣間見れて楽しい。物心ついた子供の頃、口笛を吹いて好きな男の子を振り向かせた話など惹かれるエピソードもちらほら。あとがきで作者が語るような『ピュアな魂』なんぞはどこかに置き去りにしてきたが、それでも楽しませて貰えた。2020/03/15

kana

37
ドゥマゴ文学賞と聞いて。肌触りが良く適温が保たれたお布団のように吸引力のあるフレーズに冒頭から夢中になり間違いなかったと確信。鋭敏な感覚で言葉や世界と向き合う著者の短歌とそれを巡る散文を集めた新しいスタイルの作品です。《「さびしいから」は、すべての事象の理由だと思う。(略)怖いのは、「さびしいから」が理由の行為は後戻り不可能のワンウェイ、ということである。細胞分裂しちゃったあげくの六十兆個の塊の成人を、元に戻すことはできない。家に毎晩来るようになった彼女の習慣を、元に戻すことはできない》この世界観ですよ。2018/10/06

KI

35
寝て起きて 起きたフリして また寝てる どこまで夢か 床闇の彼方2019/08/02

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