内容説明
司馬遼太郎が小学校用教科書のために書き下ろした「21世紀に生きる君たちへ」「洪庵のたいまつ」および小学国語編集趣意書「人間の荘厳さ」を対訳で収めた新しい時代への道しるべ。
目次
人間の荘厳さ―The Magnificence of Humanity
21世紀に生きる君たちへ―To You Who Will Live in the 21st Century
洪庵のたいまつ―The Torch of Koan
著者等紹介
司馬遼太郎[シバリョウタロウ] [Keene,Donald]
小説家。大阪市生まれ。歴史小説、歴史紀行、コラムと幅広く活躍
キーン,ドナルド[キーン,ドナルド] [Mintzer,Robert]
アメリカの日本文学研究者。ニューヨーク生まれ。コロンビア大学名誉教授。日本文学の英訳者として、近代日本文学を次々と翻訳し、日本文学が世界文学の一つとして認識される手がかりを作った
ミンツァー,ロバート[ミンツァー,ロバート]
翻訳家、コピーライター。ニュージャージ州生まれ。ハーバード大学大学院東洋言語文化学部にて文学博士号を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
獺祭魚の食客@鯨鯢
48
選挙の時だけ新党ができる不思議な国。無党派層を取り込もうという下心が見え見え。泡沫政党の党名は言葉遊びの世界。 我が国は21世紀の「この国のかたち」を未だにイメージできていない。コロナショックで過去の「過剰」の清算が進んだものの、コロナ対策という錦の御旗ができたことはある意味追い風かもしれない。 必要な国益と個人(自治体)の権利の調整が民主的プロセスであるところ、基地問題、リニア新幹線、原発の立地問題は補償金の獲得交渉にしか見えません。 口利き役の利益分配装置として政党は清廉ではない。
如水
28
私事ですが、ある3姉妹の末っ子に『おじちゃんの本棚ってこの人の本だけ綺麗に並んでるよね?何故?面白いの?読んで』って言われたので読んだ一節?…多分分からないだろう、いいよ、分からなくても。もう少し大きくなってからじっくり何度も読んでみて、と思った本?英訳と日本文が両方載ってます。因みに読んだのが『二十一世紀に生きる君たちへ』。読まれてない方はこの一節だけでも良いから、立読みでも構いませんので読んで見て下さい?本屋に行っても無いなら【司馬遼太郎が考えたこと14】を探して見て下さい。短文でも名文です?2018/11/02
鉄骨構造
19
繰り返し読んでいるが、やはり一つ一つの言葉が心に沁み入ってくる。「私の人生は、すでに持ち時間が少ない。例えば、21世紀というものを見ることができないにちがいない。君たちは、ちがう。21世紀をたっぷり見ることができるばかりか、そのかがやかしいにない手でもある。」というところは、読んでいて胸が苦しくなる。この令和という新時代の訪れを、先生自身も見たかったであろうに。先生の云う“たのもしい君たち”になれるよう、明日からまた頑張ろうと思う!!2019/05/05
てん06
16
最近やっと購入し読了。英語の対訳も掲載されているが、日本語だけ読んだ。司馬遼太郎が子供達に向けて言葉を選び選び書いたのだろうと感じるあたたかい文章である。21世紀になって早20年以上が経った。司馬さんの期待の通りに生きることができているか。子供達だけでなく大人も読まなくては。2023/06/04
マカロニ マカロン
14
個人の感想です:B。読書会で紹介された本。見開きで、司馬さんの文章と、英訳(監訳:ドナルド・キーン)が対照されている本。歴史を知ることで、「人間は、自分で生きているのではなく、大きな存在によって生かされている」ことを学んでほしい。他人の痛みを感じること。やさしさ。いたわり。みな似たような言葉だが、訓練して、自己を確立してこそ獲得できるものだと言う。巻末に小学国語に掲載された、自分を捨てて人を救うことだけを考えよ、という(緒方)「洪庵のたいまつ」という話が入れてある2026/04/30
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