出版社内容情報
植物と人、動物と人、人と人の関わりの何たるかを解明し、更に、自然研究者、詩人、芸術家の楽園回帰について考察。植物と人、動物と人、人と人の関わりの何たるかを解明し、更に、自然研究者、詩人、芸術家の
楽園回帰について考察した本書は、2000年12月、2006年11月、2013年6月にそれぞれ刊行した
『笛とたて琴─審美的想像力』(近代文芸社)、『死の舞踏─倫理的想像力』(近代文芸社)、
『眩い闇─宗教的想像力』(朝日出版社)の想像力三部作の後に書き継がれた小論をまとめたものである。
はじめに
第一章 モルペウス
第二章 「柳の歌」
第三章 嫩枝(わかえだ)
第四章 「緑の木陰の緑の想念(おもい)」
第五章 「兄弟(はらから)なる太陽君」
第六章 歌う鳥
第七章 歌人(うたびと)の中の歌人(うたびと)
奥田裕子[オクダヒロコ]
著・文・その他
内容説明
自然は、霊の受肉である。自然が呈示する、目も綾な色と形態の饗宴は、霊が自然に施した芸術の痕跡である。自然を知ることは、霊を知ることである。
目次
第1章 モルペウス
第2章 「柳の歌」
第3章 嫩枝
第4章 「緑の木陰の緑の想念」
第5章 「兄弟なる太陽君」
第6章 歌う鳥
第7章 歌人の中の歌人
著者等紹介
奥田裕子[オクダヒロコ]
1940年生まれ。東京都立大学大学院人文科研究科修士課程修了。英文学専攻。静岡大学助教授、静岡大学教授を経て、静岡大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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