出版社内容情報
変形菌(粘菌)と暮らす16歳の少年が、
10年間で見たこと・ 体験したこと・知ったこと・考えたことを、
のびのびした文体で綴った一冊。
「キレイ」な子実体だけじゃない、「フシギ」な変形体の魅力が満載!
内閣総理大臣賞ほか数々の栄冠に輝いた研究や、
いま世界で話題の写真家 濱田英明さんの撮りおろし写真を多数掲載。
自由研究の参考書にもおすすめ!
(本文より抜粋)
●第3章
どこにでもいます! ぼくは誰かに「変形菌ってどこにいるの?」と聞かれたら、いつもそう答えています。
「どこにでも」と言っても、さすがに都会や家の中にはいないでしょ~と思うかもしれません。
でも、変形菌は本当にどこにでもいるかもしれないのです。
●第5章
ぼくは小学1年生から変形体の研究を続けています。
変形体たちと暮らしていて生まれた「もしかして動きが違う?」という疑問をきっかけに実験を始め、疑問を解決しては、その先にある新しい謎を追いかけ、それを繰り返しているうちに 気がついたら10年近くが過ぎていました。
内容説明
16歳の“ぼく”が10年間一緒に暮らす、動物でも植物でもない生きもの“変形菌”。生活と研究の記録。内閣総理大臣賞ほか数々の賞に輝いた研究も掲載。
目次
第1章 ぼくたちの出会い(生きものが大好き;ぼくと変形菌の出会い ほか)
第2章 変形菌はこんな生きもの(単細胞生物はとってもちっちゃい;超巨大な単細胞生物? ほか)
第3章 ぼくの変形菌生活(フィールドワークが大好きです!;変形菌はどこにいるのか ほか)
第4章 変形菌と暮らしてぼくはいろいろ考えた(変形体の世界;3次元に泳ぐ ほか)
第5章 変形菌の「自他」の研究(「自他」について興味があります;分けられないし、くっつけない ほか)
著者等紹介
増井真那[マスイマナ]
2001年東京生まれ。東京都立小石川中等教育学校4年(2017年現在)。5歳で変形菌(粘菌)と出会い、6歳より飼育を、7歳(小1)より研究を始める。近年は研究発表に加え講演、観察会/ワークショップの企画・講師などにも力を注ぐ。現在の研究テーマは「変形菌の変形体の自他認識」。日本学生科学賞・内閣総理大臣賞、国際賞Broadcom MASTERS Internationalなど受賞多数。日本変形菌研究会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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