内容説明
本書の大半は、外国語の指導要領の抄訳が占めるが、『言語プロファイル』(全訳)は、全教科を巻き込んだ第一(二)言語の授業計画作成のための提言書であり、アメリカのSFLLも外国語の具体的なプロジェクト授業の例を、多くの頁を割いて紹介している。中国の小学校英語課程指導要領も、学習目標だけではなく、課程の運営、授業計画、学習評価などに関して具体的な提言を積極的に行っている。
目次
アメリカ(アメリカ合衆国USA):『21世紀における外国語学習の基準』(2006年)
スイス(スイス連邦):言語教育
ドイツ(ドイツ連邦共和国):ベルリン市州の英語カリキュラム
イギリス(グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国):イングランド「ナショナル・カリキュラム」(2010年)
フランス(フランス共和国):小学校における外国語カリキュラム(2007年)
イタリア(イタリア共和国):幼稚園・初等教育課程における「カリキュラム」(2007年)
フィンランド(フィンランド共和国):ナショナル・カリキュラム(2004年)
中国(中華人民共和国):英語課程基準(2011年)
台湾(中華民国):全国小中学校9年一貫課程綱要(英語)(2011年)
韓国(大韓民国):幼稚園・第一教育課程における「カリキュラム」(英語)(2008年)
著者等紹介
吉島茂[ヨシジマシゲル]
東京大学名誉教授。主な研究分野はドイツ語学、言語習得論
大橋理枝[オオハシリエ]
放送大学准教授。主な研究分野は異文化間コミュニケーション、英語(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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