内容説明
外国語教育がアジアの近隣諸国で、ヨーロッパの国々でいかなる位置づけを一般教育の中で与えられているかを見、日本における外国語教育の理念的省察の便に供す。
目次
第1部 基本問題(一般教育の中での外国語教育の役割;現在の一般教育で外国語教育が果たす機能 ほか)
第2部 現状と政策(初等教育段階から中等教育段階へ:予備知識の活性化による学習意識の発達(異言語間相互理解)
「フランスという生徒」は自分の進歩を確認できなければならない―小学校における外国語教育の発展 ほか)
第3部 現場からの報告(州立ベルリン・ヨーロッパ学校(SESB)
日本での´EOLEの試み―教員養成コースでの実践の試みと´EOLEを日本に取り入れる場合の考察と提案 ほか)
第4部 現状の統計的分析 Part 4:Statistical Research into Practice(小学校英語教育に対する教員の意識;日本社会における英語使用の必要性:社会統計に基づく英語教育政策/目的論の検討)
著者等紹介
吉島茂[ヨシジマシゲル] [Ryan,Stephen]
東京大学名誉教授。主な研究分野はドイツ語学、言語習得論
Ryan,Stephen[RYAN,STEPHEN]
専修大学教授。主な研究分野は第二言語習得論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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