トーアシュトラーセ―街並みに見るハンザ都市の歴史

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  • サイズ B4判/ページ数 35p/高さ 33cm
  • 商品コード 9784255007489
  • NDC分類 523.34
  • Cコード C0098

内容説明

私たちの世界が過去800年にいかに変わったかは、ごく日常的な場所に注目すると一目瞭然です。「トーアシュトラーセ」は架空の通りですが、北ドイツのどこの都市にあってもおかしくありません。この絵本は、この通りの人々が数世紀にわたってどのように暮らし、どのように建物が移り変わったのかを、歴史的正確さに基づいた詳細な図版で説き明かします。読者は14枚の図版とその説明をとおして、一世紀また一世紀と過去の時代を旅するのです。

著者等紹介

中島大輔[ナカジマダイスケ]
1959年長野県生まれ。鹿児島大学法文学部経済情報学科教授。専門はドイツ文学、ドイツ都市文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぷるっちょ

12
同じ作者の『中世ハンザ都市のすがた―コグ船と商人』が面白かったので購入。リューベックをモデルにした架空のハンザ都市。その中の「トーアシュトラーセ(市門通り)」の1176年から現代までの移り変わりを14枚のイラストで描写している。各ページでイラストの説明文が左側に書いてあるものの、各建物が何の施設なのか?の番号付きの巻末解説が付いていないのが少し残念。でも、同じ様なコンセプトで作られた絵本『絵で見るある町の歴史』&『絵で見るある港の歴史』が好きな人なら本書も楽しめると思う。 2021/04/26

junpei kobayashi

0
「ちいさいおうち」という絵本のことを思い出した。舞台はドイツにある架空の通り、トーアシュトラーセ。1176年から100年間隔でその通りの情景が描かれている。どんなに景色が変わっても、その通りは確かに変わらずずっと存在していたのだ。私たちの日常に問いかける一冊。2021/01/20

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