出版社内容情報
▼東京都都市整備局と東京消防庁の全面協力でできた地震対策ガイドの決定版!!
東京で直下型地震が起きた時にもっとも恐ろしいのが火災。
東京23区の4分の1を占める木造住宅密集地域を、「炎の大きな波」が襲うことが心配されている。
被害想定は最大で、死者1万3千人。85万棟が焼失するとも言われる。
首都直下型地震に私たちはどうたち向かえばいいのか?
23区+多摩地域の火災危険度、倒壊危険度がわかる!
23区+多摩地域の避難場所や避難道路図、東京の地盤と液状化予測図、
大きな被害が予測される木造住宅密集地域の情報について東京都都市整備局が全面提供!
大地震完全対策マニュアルでは、地震時に適切に行動するための10のポイントを東京消防庁が提供。
避難ルートを確保し、大切な家族の命を守るために各職場と各家に用意しておきたい一冊。
東京都は「東京都震災対策条例」に基づき、震災による地域の危険性について測定・調査を行い、
地震に強い都市づくりの指標とするとともに、都民の防災意識を高めるために、おおむね5年ごと
に東京の地域危険度を公表しています。
本書では、「地震に関する地域危険度測定調査報告書(第6回)」(東京都都市整備局/2008年2月
発行)のなかで、地域危険度が5段階中4・5にあたる地域を「危険度の高い地域」とし、東京23区と
多摩地域の建物倒壊危険度、火災危険度の高い地域を色・パターン別にマップで示しています。
[著者紹介]
監修・中林一樹/明治大学政治経済学研究科(危機管理研究センター)特任教授。工学博士。
首都大学東京・東京都立大学名誉教授。1947年生まれ。
東京都立大学大学院終了後、同地理学科、都市研究センターを経て、大学院都市科学研究科教授に就任。
同研究科長を経て、2011年より現職。
中央防災会議・首都直下地震研究特別委員会委員、文部科学省・地震調査研究推進本部政策委員会専門委員、
東京都・火災予防審議会委員、東京都・地震に関する地域危険度調査研究委員会委員など多数歴任。
(財)人と防災未来センター上級研究員兼務。2009年防災功労者担当大臣表彰。
著書に『あなたの都市に地震が来たらどうしますか?』(マガジンハウス)など。
内容説明
本書では、「地震に関する地域危険度測定調査報告書(第6回)」(東京都都市整備局/2008年2月発行)のなかで、地域危険度が5段階中4・5にあたる地域を「危険度の高い地域」とし、東京23区と多摩地域の建物倒壊危険度、火災危険度の高い地域を色・パターン別にマップで示しています。
著者等紹介
中林一樹[ナカバヤシイツキ]
明治大学政治経済学研究科(危機管理研究センター)特任教授。工学博士。首都大学東京・東京都立大学名誉教授。1947年生まれ。東京都立大学大学院修了後、同地理学科、都市研究センターを経て、大学院都市科学研究科教授。同研究科長を経て、2011年より現職。中央防災会議・首都直下地震研究特別委員会委員、文部科学省・地震調査研究推進本部政策委員会専門委員、東京都・火災予防審議会委員地震部会長、東京都・地震に関する地域危険度調査研究委員会委員長など、多数歴任。(財)人と防災未来センター上級研究員兼務。2009年防災功労者担当大臣表彰。1976年の酒田大火をきっかけに都市防災研究を始め、被害軽減のための防災まちづくり、災害対応のための総合的な都市防災対策、事前に震災復興計画を準備し、復興まちづくりを実行しようという事前復興計画の提唱など、多面的に「都市防災計画論」を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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