内容説明
アングロ・サクソン法典は、英米法系の諸制度形成前のイギリスで、12名の王がその治世の間に制定した刑法典であるとともに刑事訴訟法典でもあるキリスト教法典である。その最初のエセルバート法典はイギリス最古の文書。アングロ・サクソン11法典の完訳と注解。
目次
ケント王族の系譜
エセルバート(ETHELBERT)法典
フロスヘレおよびエアドリク(HLOTHHERE and EADRIC)法典
ウィフトレッド(WIHTRED)法典
ウェセックス王族の系譜
イーネ(INE)法典
アルフレッド(ALFRED)法典
ウエスト・サクソン王アルフレッドのデーン軍との戦い
デーン人の王グズルム
エドワードおよびグズルムの法律
エドワード(EDWARD)法典
アゼルスタン(AETHLSTAN)法典
エドマンド(EDMUND)法典
エドガー(EDGAR)法典
エセルレッド(ETHELRED)法典
カヌート(CANUTE)法典
著者等紹介
大沢一雄[オオサワカズオ]
埼玉県深谷市に生まれる。前記大学卒業。言語学、英語学(特に古英語、古英法・史)専攻。駒沢大学文学部英米文学科教授。なお、兼任として、法政大学、中央大学、早稲田大学等の講師を歴任。現在駒沢大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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