出版社内容情報
HIV感染者が急増!
知っておきたい一番大切なこと。
エイズ・ウイルスは人を選びません。
このままだと、ものすごくたくさんの人が感染してしまう。
感染爆発を目前にあなたができることは?
特効薬はきちんと知ること。
あなたと、あなたの大切なひとを、守るために。
HIV/エイズ治療の最前線で働く医師が、20代の女性、5人と共にエイズ感染爆発という「いま、そこにある危機」を考え、また、1人の患者さん(20代女性)と共に「感染してからのHIVとの付き合い方」を話し合います。
好きな人と、ふつうにセックスしたら感染しない、そう思ってませんか?
●HIVをきちんと知る ―20代の女性たちとの対話―
「オーラルセックスでは感染しないと思ってるひとは、かなり多いと思う。友達とそういう話をしていたら、うつんないよって言う子がほとんどだった」
「妊娠したくないとか、HIVに感染したくないとは思っていましたが、それでも最初はコンドームを使ってなかったんです。相手が嫌がったから」
「HIVって、まだある病気なの?」
→ こんな誤解を分かりやすく正します。
●HIVに感染して ―ある患者さんとの対話―
「感染する前は当たり前のことも、感染してしまうと、そうではなくなってしまう。この病気にかかる前は、そんなことを考えたこともありませんでした」
エイズは、一度発症すると、一生付きあわなければならない病気です。予防のこと、検査のこと、後悔しないように皆に伝えたい!とっても、わかりやすく読める本です。
●巻末付録 ―HIVと付き合うために―
・HIV関連情報リスト
・エイズ治療・研究開発センターと全国のブロック拠点病院リスト
・各地域のサポート団体・電話相談リスト
【著者プロフィール】
内科医。国立国際医療センター エイズ治療・研究開発センターに勤務。1993年、筑波大学医学専門学群卒業後、国立東京第二病院(現・国立病院機構東京医療センター、亀田総合病院、国立国際医療センターに勤める。1998年より米国フィラデルフィア市のトマス・ジェファソン大学にて内科レジデント、ニューヨーク市のコーネル大学病院老年医学科フェローを経て現職。
著書に『遥か彼方で働く人よ』(小社刊)がある。
糸井重里氏主宰の「ほぼ日刊イトイ新聞」に「お医者さんと患者さん。」を連載中。
内容説明
エイズ・ウイルスは人を選びません。このままだと、ものすごくたくさんの人が感染してしまう。感染爆発を目前にあなたができることは?特効薬はきちんと知ること。
目次
1 感染者は急増している
2 HIV/エイズの症状と感染経路
3 日本の現状を知る
4 「予防」と「検査」について話をしよう
5 HIV感染が判明してもこの世の終わりではない
HIVに感染して―ある患者さんとの対話
著者等紹介
本田美和子[ホンダミワコ]
内科医。国立国際医療センターエイズ治療・研究開発センターに勤務。1993年筑波大学医学専門学群卒業後、国立東京第二病院(現・国立病院機構東京医療センター)、亀田総合病院、国立国際医療センターに勤める。1998年より米国フィラデルフィア市のトマス・ジェファソン大学にて内科レジデント、ニューヨーク市のコーネル大学病院老年医学科フェローを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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