鏡の国のアリス

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  • サイズ B6判/ページ数 333p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784255003085
  • NDC分類 933
  • Cコード C0090

出版社内容情報

山形浩生による新訳決定版第二弾!!

「ぼくはいまここで自分がやったやつこそが、現時点ではいちばんバランスがとれて優れた翻訳だと思う」

『不思議の国』に続き、今度は『鏡の国』へ。
既存のアリスのイメージを一新。ほんとのアリスはこんなに楽しい!

著者等紹介

山形浩生[ヤマガタヒロオ]
1964年東京生まれ。東京大学工学系研究科都市工学科修士課程修了。マサチューセッツ工科大学大学院修了。大手シンクタンク勤務。著作権の切れた著作の翻訳をオンライン化して公開する「プロジェクト杉田玄白」を主宰
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

NAO

57
とても今風で読み易い訳だった。訳者のあとがきもおもしろかった。こういうナンセンスな言葉遊びが多く含まれる話は、翻訳も本当に大変なのだろうと思う。内容については、アリスは最初から鏡の向こうへ行く気満々だったし、余裕たっぷりで「せっかく来たんだから楽しまなきゃ損」みたいな態度が見えるところが、ちょっと慣れ過ぎのような気も。『不思議の国のアリス』の、次に何が起こるか全く分からないというどこか緊張を強いられるような世界が好きだったから、ちょっと残念。2016/05/24

茶器

6
再読、ヤマガタ訳。アリスマニアの方たちはあまり好まないようですが、生き生きした文体で私は好きです。高橋訳、矢川訳、田中訳、柳瀬訳、どれも好きですがヤマガタ訳の柔軟な感じも良いと思います。2014/08/15

アン・シャーリー

4
『不思議の国のアリス』のほうは、まあ、覚えているところも多いけれど、『鏡の国の』のほうはたしかに読んだはずなのにどうも覚えてないな、ということで読んでみました。せっかくなので山形浩生訳で。山形浩生さんの訳はかなり今風というか、キュートでポップな感じで(ハンプティ・ダンプティに「なんかよくわかんないんですけど」と聞き返すアリスとかかわいい)読みやすいんだけど、自分の趣味としてはやっぱりもうちょっと古めかしい言葉の訳がよかったところ。『赤毛のアン』でもやっぱり村岡訳が好きだしぃ~、という懐古趣味である。2015/06/20

甘木

4
杉田玄白にて読了。今回も何かあるのかしらと身構えてたら、やはり。あっちょんぶりけをフランス語でってどんなだ(笑)「不思議の国」との違いに言及した訳者のあとがきも面白い。2012/09/13

ngoto

3
☆別におもしろくないな。外人にとっては知識人なら知ってて当たり前の一般教養なのかもしれないが、俺的には幼児の頃にもっとあらすじだけなぞった絵本かなんかで読めば十分って気がする。2010/12/08

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