内容説明
知られざる20年の画業を詩と絵とエッセイで集大成した感動の傑作画集ついに完成。
著者等紹介
畑正憲[ハタマサノリ]
1935年福岡生まれ。東京大学理学部生物学科を経て、生物系大学院に進む。学習研究社映画局に入社し、記録映画製作に従事。その後、作家として独立。家族で北海道に移り住み「ムツゴロウ動物王国」を建設。1968年に『われら動物みな兄弟』で日本エッセイスト・クラブ賞を、1977年に菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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トムトム
29
ムツゴロウさん、素敵な絵をお描きになる!元動物園飼育員のあべ弘士さんといい、生で動物に触れあってきた方の描く絵には生命を感じます。デフォルメされていてもリアル。こういう絵が好きです。いいなぁ!2021/06/25
ともブン
3
ある本の表紙になっていた絵画の力強さに惹かれて、どなたがお描きになったのだろうと思ったら、なんとあのムツゴロウさんであった。動物大好きで犬猫の映画を撮ったおじいさん、という認識しかなかったので大変驚いたとともに、多才の人だとも知った。 在庫僅少で取り寄せに時間がかかったけれど、手にすることができてとても嬉しい コミカルで力強い動物たちの絵が並ぶ カラフルで、少し哀愁が漂っている気もする ところどころ挟まれた詩も興味深い 毎年個展を開かれているそう いつか行ってみたい2021/07/16
きたくり
1
画集。詩とエッセイも載っています!「・・・ゴリラは人だ。人間だ。人になれなかったと言うよりも、人になりたくなかった人間だ。」(p82)2012/04/12