目次
第1章 蚊とは
第2章 蚊の生態
第3章 蚊の生理
第4章 身近にいる蚊の見分け方
第5章 自然界にいる蚊の見分け方
第6章 蚊のうつす病気
第7章 蚊の防ぎ方
第8章 蚊の退治法
第9章 蚊の調査法
著者等紹介
上村清[カミムラキヨシ]
1937年大阪府に生まれる。1967年大阪市立大学大学院医学研究科博士課程修了。現在、丸三製薬バイオテック株式会社学術顧問。医学博士。日本衛生動物学会名誉会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アーク
2
蚊って侮れない刺客だな。熊よりゾウよりスズメバチより世界中の人を殺している割に姿さえも目につかない地味な存在なのは狡猾な辻斬りそのもの。そんな中でも知られざる蚊の仲間とか性質とか蚊の媒体する病気とか、本書は蚊にまつわる様々な研究結果を丁寧にまとめていて、小さな刺客を学ぶのに役だった。地球温暖化の影響で日本にもマラリア原虫が飛んできそうな昨今、それを防ぐためにも読んでおいて損はない一冊。2017/10/10
フラボノ
1
年間100万人の命を奪う人間ぶっ殺しアニマル、蚊。 蚊の研究者が一堂に会し、蚊の生態について教えてくれた。 個人レベルで最も有効な駆除方法は渦巻き型蚊取り線香とのこと! あなた方ほどの専門家が言うなら……2024/08/08
tall_hemlock
0
蚊の話ですが読んでてかゆいタイプの本ではないです。お堅い方向。単に生物としての蚊についてと、病気を媒介する存在としての蚊について言及がある。基本的に蚊が媒介する感染症の(公衆衛生的な意味での)対処って大体同じなんだなと思ったりなど。研究のためのボウフラ養殖とか、蚊の捕獲に関する研究者さんの生の声がちょっとだけ垣間見えて面白かった(その部分はちょっとだけですけどね)2017/10/13
Yasuko Watanabe
0
★22017/11/08
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