まとう―被服行動の心理学

個数:

まとう―被服行動の心理学

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ A5判/ページ数 247p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784254526318
  • NDC分類 140.18
  • Cコード C3311

出版社内容情報

行動心理学の立場から人間の基本行動である被服行動について様々な話題を含めて概観,分析する。〔内容〕なぜまとう/よそおう/買う/まねる/感じる/創造する/顔をつくる/身体をつくる/性を得る/人を得る/人をつくる/それる/悩む

【目次】
1. 被服の人間行動学
 1.1 「着衣行動」の研究視点
 1.2 なぜ人間は衣服を着用するのか
2. なぜまとう―人間の着衣動機―
 2.1 なぜまとった―着衣起源―
 2.2 なぜまとう―着衣ないし着装動機―
 2.3 着衣動機の役割
 2.4 着衣動機の帰属
3. 装う―被服による装飾・整容・変身行動―
 3.1 はじめに―動物の装いの理由―
 3.2 被学行動の研究―米国と日本―
 3.3 被服による装飾・整容・変身行動
 3.4 装いによる情報伝達
 3.5 装いによる自己の確認・強化・変容
 3.6 装いによる社会的相互作用の促進・抑制
4. 買う―被服の購買・消費行動―
 4.1 消費者の認知と購買意思決定
 4.2 消費行為の意味
 4.3 社会現象としての消費者行動
 4.4 今後の展望と課題
5. まねる―被服と流行行動―
 5.1 被服行動の規定要因としての「流行」
 5.2 現象としての流行
 5.3 心理的・社会的現象としての流行
 5.4 流行採用の個人差
6. 感じる―被服に対する知覚と感情―
 6.1 触覚による知覚と感情
 6.2 視覚による知覚と感情
 6.3 色の知覚と感情
 6.4 その他の感覚による知覚と感情
 6.5 拡張される衣服
7. 創造する―被服と芸術行動―
 7.1 はじめに―ミッキー・マウス―
 7.2 ウォルト・ディズニー
 7.3 ミッキー・マウスとウォルト・ディズニーの関係
 7.4 「表皮は被服」の伝統
 7.5 ショートパンツ
 7.6 下半身被服ギャグ
 7.7 上着を着たミッキー・マウス
 7.8 ウォルトの中年期危機
8. 顔をつくる―化粧行動―
 8.1 顔
 8.2 対人魅力
 8.3 顔の管理
 8.4 化粧行動の心理学的研究
9. 身体をつくる―身体と着衣行動―
 9.1 身体の形態
 9.2 身体像と身体的魅力
 9.3 身体意識と着装行動
10. 性を得る/つくる
   ―被服による性の学習と性役割の演出―
 10.1 性役割とは何か
 10.2 乳幼児期における性の型づけと被服
 10.3 性役割と被服行動
11. 人を得る―人間の発達と着衣行動―
 11.1 発達諸段階における着衣行動
 11.2 生涯発達と着衣行動
12. 交わる―被服コミュニケーション―
 12.1 「コミュニケーションの道具」としての衣服
 12.2 衣服によるコミュニケーション
 12.3 印象形成と衣服
 12.4 印象管理と衣服
13. それる―被服と逸脱行動―
 13.1 「それる」という現象―「族」の歴史―
 13.2 「それる」ことの個人的意味―なぜ「それる」のか―
 13.3 「それる」ことの社会的意味―「それる」ことの影響―
14. 律する―服装や髪型をめぐる教育臨床―
 14.1 一般的な規制批判論
 14.2 一般的な規制支持論
 14.3 現場的な規制支持論
 14.4 現場的な規制批判論
15. 索引

内容説明

本書は、被服行動のさまざまな問題を議論する。着衣するという行動をどのような視点から研究すればよいか、また本来、人間はなぜ被服を着用するのかを被服行動に関する従来の研究経過を紹介しながら、装いの行動を議論する。

目次

序論 被服の人間行動学
第1章 なぜまとう―人間の着衣動機
第2章 装う―被服による装飾・整容・変身行動
第3章 買う―被服の購買・消費行動
第4章 まねる―被服と流行行動
第5章 感じる―被服に対する知覚と感情
第6章 創造する―被服と芸術行動
第7章 顔をつくる―化粧行動
第8章 身体をつくる―身体と着衣行動
第9章 性を得る・つくる―被服による性の学習と性役割の演出
第10章 人を得る―人間の発達と着衣行動
第11章 交わる―被服コミュニケーション
第12章 それる―被服と逸脱行動
第13章 律する―服装や髪型をめぐる教育臨床