目次
第1章 話し言葉学習の特質(話し言葉の特質と機能;話し言葉の機構と形態;話し言葉の形成的機能;教育における話し言葉の役割;学習話法の種類と機能;学習話法の特質と訓練;授業創造における話し言葉の重い役割)
第2章 話し言葉教育の戦後六〇年史―流行語を学習個体史に重ねた考察(戦後の話し言葉学習指導と教育の出発;朝鮮戦争を大きな契機にした高度経済成長期;中等高等教育は理科系重視、初等教育は?;情報化時代さらに情報時代、そして国際社会)
第3章 話し言葉学習の機会と場(日常的な指導;取り立て指導;学校教育過程全般を通した話し言葉の指導;実生活での活用につながる力を育てる話し言葉学習にするために―小学校国語科を中心として)
第4章 話し言葉学習の内容・方法・評価(話し言葉学習の形態;聞くことの学習指導;話すことの学習指導;聞き話す双方向性のある音声言語活動の学習指導―対話と話し合い;読む学習と連動させた学習指導;話し言葉の育ちを評価するということ)
第5章 話し言葉教育を支える教師の話し言葉(教師の音声表現―教育話法;教師の話し言葉の役割;学習材としての教師の話し言葉;音声表現モデルとしての教師の話し言葉)
著者等紹介
倉澤栄吉[クラサワエイキチ]
日本国語教育学会会長
野地潤家[ノジジュンヤ]
広島大学名誉教授/鳴門教育大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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