出版社内容情報
必要なことを網羅してあるので教科書として最適。〔内容〕序編/昆虫の形態と分類/昆虫の生理と生態/害虫による作物の被害/害虫の発生予察/害虫防除(化学的防除,物理的防除,耕種的防除,生物的防除,その他の防除)/総合的害虫管理
【目次】
1. 序 論
1.1 世界の人口と食糧生産
1.2 持続的農業技術
1.3 農薬の登場
1.4 総合的害虫管理の考え方
1.5 有用昆虫
1.6 基礎および応用昆虫学
2. 昆虫の分類と形態
2.1 昆虫の起源
2.2 種とは
2.3 昆虫の分類
2.4 昆虫以外の害虫の分類
2.5 同 定
2.6 昆虫の外部形態
2.7 昆虫の内部形態
2.8 昆虫の変態
3. 昆虫の生理
3.1 昆虫の発育
3.2 休 眠
3.3 ホルモンの働き
3.4 神経伝達
3.5 栄養要求
4. 昆虫の生態
4.1 昆虫の行動
4.2 生殖となわばり
4.3 擬 態
4.4 生態的地位
4.5 生活史と発生経過
4.6 個体群の変動
4.7 群集としての個体群
5. 害虫による作物の被害
5.1 害虫と食性
5.2 加害様式と加害部位
5.3 加害部位と被害
5.4 被害解析
6. 害虫の発生予察
6.1 発生予察の役割
6.2 発生予察における調査法
6.3 発生時期の予察
6.4 発生量の予察
6.5 質の予察
6.6 予察制度
7. 害虫防除
7.1 害虫防除の基本的考え方
7.2 化学的防除
7.3 物理的防除
7.4 耕種的防除
7.5 生物的防除
7.6 その他の防除
7.7 総合的害虫管理
8. 付表 主要害虫の越冬形態と発生経過
9. 参考図書
10. 索 引
内容説明
本書は、害虫防除についての基本的な知識を習得することを目的として書かれており、大部分昆虫を対象とするが、一部植食性のダニ類や線虫類についても触れている。昆虫についての分類や生理、生態などの基礎昆虫学から実際の防除技術としての応用昆虫学まで、いずれも地域の試験研究機関で現場の問題と取り組んだ経験を持つ著者たちが分担し、できるだけ理解しやすく記述してある。
目次
1 序論
2 昆虫の分類と形態
3 昆虫の生理
4 昆虫の生態
5 害虫による作物の被害
6 害虫の発生予察
7 害虫防除